第一話

一応、ドラマでは塚本君初主演という事になるんでしょうか。若手スタッフの育成を目的に復活したフジの深夜ドラマ、毎週月曜計4回のシリーズです。「渋谷を舞台にした、20代の男3人のリアルな青春グラフィティ」で、塚本君と隆太君ですか。なんかヌルそう、と思ったら、やっぱり「IWGP」を(ドラマは見ずに)あらすじだけ聞いて、「こんな感じ?」ってパクったみたいなドラマでした(あと「トレインスポッティング」をパクってるらしいけど、映画観てないので何とも言えず)。冒頭のビリヤードシーン見ただけで、あまりのテンポの悪さに、「こりゃダメだ」って思ったもん。脚本が悪いのか演出が悪いのか…多分両方だな。音楽でごまかしてもダメよ。塚本君達もインタビューでやたら「リアルな若者像を描いてる」みたいな事言ってたけど、それほんとに思ってるかなあ?クドカン作品やっといて、これはちょっと、鼻で笑っちゃうよね。

とりあえず前髪を短くした塚本君は、珍しく正統派二枚目の役でやけにかっこいいので、プロモーションビデオと割り切って見れば、全然オッケーなのかも。私、彼のルックスももちろん好きなんだけど、やっぱり芝居が好きなんだなと、これ見て実感しました。塚本君はおバカ役しかできないと思ってたのに、結構普通にかっこいいんだもん。脚本があまりにつまらなくて、隆太君のカラ回りと中村俊太の棒読みが凄く目立つんだけど、塚本君はなんか自然に龍吾になりきってるんだよね。好きだから贔屓目なのかなあ。

でまあ、ストーリー的には全然見どころないんですが、やはり深夜ドラマってことで(?)、エッチなシーンもありまして。これが予想してたより結構過激でした。塚本君はまず、彼女役の上原美佐ちゃん(腰が立派なアネッサガール)をお姫様抱っこして、ソファに押し倒してチュパチュパ。上原さんとは、「ロッカーズ」でも共演してますよね。それにしても喜多嶋舞に似てるな。そしてその後、隆太君がナンパしたギャルの一人、佐々木梓ちゃんという子(脱ぎ脱ぎ要員系)とホテルに行き、下着姿でチューしたりおっぱい吸ったり…ってこれぐらいは予想してたんだけどね!途中で彼女から電話がかかってきて、「(生理が)来ないの…」と言われてボー然としてる塚本君の股間を、ギャルが思いきしまさぐってるではないか!しかもボクサーパンツ越しの高史ジュニアを、「もしもーし」とかつんつんしてるこの女!超さわってやがる!チンコを!う、うらやま…(以下二文字略)。つーかさ、これ高史ちゃんよく耐えたよね。サポーターとかつけてたのかなあ?きっと事前に死ぬほどヌいておいたんだろうなあ…などと妄想が果てしなく。あーいつもにも増して下品ですいません。

あと隆太君も、ナンパした片割れの若槻千夏とベッドインですよ。こっちは絡みはなかったけども、なんか隆太君のラブシーンて、ある意味塚本君以上に衝撃的でした。若槻千夏ってのがこれまた、妙にリアルすぎるんだな。あ、そうか、隆太君も中村俊太も、根本的に「ワル」の香りがしないんだわ。だからこのドラマでは浮いてるんだ。やっぱ塚本君は、根っからのヤンキーってことで…。