#8「誰もとめられぬ僕たちの家出」

・なんと第8回にして初めて、静夫のヌードシーンがありませんでした!なきゃないで寂しいような…。
・その代わり、友和の裸でスタート。(ギャランドゥなかった?)
・土手を這い上がる「リハビリテーション」をしてる百恵に近づき、抱き合ってゴロゴロ転がる友和。
・それをいかにもなバンカラ応援団に見つかり、「ヒューヒュー!」と冷やかされる。
・ところが車椅子を見た団長、「すまん!知らなかったんだ」と平謝り。百恵に向かって「フレー!フレー!ともこ!」とエールを送るのであった…。(唐突に車椅子に「TOMOKO」と書かれたのはそのせいなのね)
・今日はやたらクリスマスムード。光子が「去年のクリスマスは楽しかったわねえ…」と回想する。大山家、でかいツリーにごちそうはともかく、部屋中に凄い飾り付けしてます。子供がいるわけでもないのに…。
・光子がいなくなって、「スーパーストア」(紀伊国屋みたいなもんか?)で出来合いのおかずを買ってる知佐子姉、静夫にどやされる。
・重い百恵をおんぶしすぎて、ギックリ腰になる爺ちゃん。そしてその直後、高熱で倒れる光子。そんな、立て続けに…。
・光子、無理がたたって肺炎がこじれ、「もう少し遅れたら危なかった。」というベタ中のベタな展開。入院一ヶ月って、相当重症じゃありません?
・二人が倒れたのをいいことに、「僕が君の世話をする。一緒にアパートを借りて暮らそう。」などと言い出す友和。世話って下の世話?
・そうとなったらいきなり辞表提出!そんなに同棲したいのかい…。
・章の温情で、一ヶ月の休暇扱いに。甘やかしすぎ!
・二人でアパートを探すも、「障害者はダメ」と断られくりのモモトモ。「家賃を倍払うならいいよ」(元は23000円ですって!)とふっかける意地悪な大家さん役で、柳生博がチョイ出演!髪が多い!
・なかなか見つからないので、また癇癪を起こす百恵。「私なんてほっといて!」と去ろうとするが、車椅子が穴にはまって動けなくなる。「ビューティフルライフ」でこんなのなかったっけ?
・いつものパターンで百恵の肩をがっちりホールドし、「僕は君が好きなんだ!そんな事言うな!」と洗脳する友和。そしてまたあっさり「わかったわ。」と和解する百恵。
・つーかさ、別にアパート借りなくても、お爺ちゃんちに友和が住み込めばいいんじゃないの?やたら二人暮らしにこだわる友和、おまえは怪しい!
・と、そこへ、あの応援団長が!こんな伏線が…。「俺のアパート、隣の部屋が空いてるぜ。」
・なんとそこの大家さんは「渡る世間」のタキさんこと、野村昭子さん!か、変わらねえ〜!この頃からお婆ちゃん役だよ!大家さん、「私の旦那も傷痍軍人だったから、苦労はわかるわ。」とあっさり部屋を貸してくれます。傷痍軍人…。なんかまだ「戦後」って感じよねえ。
・ぬわんと!知佐子姉につけられてました!一日中ずっと尾行してたのかい…。今日の知佐子は真っ赤な毛皮のコートがまぶしい。
・早速静夫にチクる知佐子姉。「いやーねえ。ハレンチだわ!」
・静夫、電光石火でアパートへ。ところが友和、断固として譲りません。そんなに同棲したいか。今度ばかりは、静夫の方が正しいと思うんですが…。百恵まだ17歳だし。
・そこへ高廣も参加!友和に「俺を倒すまでは許さん!」と熱い熱い。親父連合VSモモトモだ!
・なんと病院から抜け出した光子も来た!また勢揃いか!凄いフラフラになって百恵を説得しますが、百恵はとてつもなく低い声で「お母さん、私秀夫さんと一緒じゃないと、頑張れないの。生きる気になれないの。」と、冷静に脅迫。光子はコロっと騙され、「友子が死んだら私も生きていけません〜!」と静夫に泣きつきます。ほんとに死にそう。百恵は鬼だな。
・光子の泣き落としにより、「一晩だけだぞ!」と捨てぜりふを残して去る親父ーズ。ほんとにいいんですか!
・二人きりになったモモトモ、とそこへ、隣の団長からクリスマスパーティのお誘いが!
・学生服着たむさくるしい男達が、三角帽かぶって、部屋を綺麗に飾り付けして(窓にトナカイやらの切り絵まで貼ってある!)、ギターを弾きながら「青春時代」を歌う!壁にはモハメドアリのポスター!
・百恵ちゃんは一緒に歌って楽しそうですが、友和の表情が微妙なのは、内心「チッ、早く二人きりにさせろってんだよ…気がきかねえな!」と思っていたからに違いありません。