#1「芝浜」の回 その2

前回の補足ー！結局「マンラブ」同様、これも一話一回の更新じゃ済まないのかも。えー、全部の小ネタを挙げようかと思ったんですが、キリがないので思いついたのだけ。

「笑ったとこ」
・「海砂利水魚のくりぃむしちゅー」
・熱湯風呂。
・どん太の虎児へのツッコミの数々。（誰も反応してないとこがまたイイ）
・取り立て先で、駄洒落を言ったり落語の勉強したりする虎児。
・銀次郎にさりげなく女関係の事を探る事ができない虎児。
・落語聞きながら舌ベロベロの虎児。つーか長瀬君、弥次さんでもこれやってたよ。
・西田さんの女装。（妙な迫力が）
・「小顔だねえ。何頭身だい？」
・「ブス」って言われた回数をメモってたリサ。（「木更津」の美礼先生のようだ）
・リサに殴られた竜二のふっとび具合。
・YOU THE ROCKのチョイ役加減。
・「サラリーマン四コマみたいな顔しやがって！」
・虎児の好きな映画は、「ミナミの帝王」と「ホームアローン」。「コワモテの虎児が…」っていう意外性パターンで、いくらでも小ネタ作れるね。
・高座で携帯に出る虎児。そば屋＆おでん屋のツッコミは欠かせない。
・おでん屋、転がりすぎ。
・「夢の二世帯同居！」
・ジェンガの二段オチ。最高っす。
・どん兵衛に首締められて落ちるどん太。
・「ギンギンて呼んでるんだ？」（「ジャンパーもあるんだ？」っぽかった）

「感心したとこ」
・冒頭、「よしこ」で虎児に責められてるどん兵衛と、ドラゴンソーダでリサに責められてる竜二のセリフが、うまい具合にシンクロしてて、キレ方が親子そっくり。「木更津」のぶっさんと公助さんが、モー子とローズに迫ってるシーン思い出した。
・今回の隠れキーワード「鳩」。
・どん兵衛師匠と竜二の「芝浜」が、また交互にシンクロするところ。今回この見せ方は、SPの時より更に良くなってたと思います。金子さんGJ！
・伊藤美咲ちゃん、劇中劇の方がいい感じかも。SPの時の女郎も良かったし。
・ドラゴンソーダに銀次郎が登場したとこで、腕押さえてるんですね。この時刺青入れてたんだ。
・屋台でのシーン、竜二が虎児に、「どうせ落語ダメだったらヤクザに戻るんだろ？そっちは血が繋がってるわけでもないんだし、気楽なもんだよな。」みたいな事を言う。これ、親のいない虎児にはキツいよね。家族に憧れる虎児と、家族から逃げる竜二っていうのは、大きなテーマになってるんだろうなあ。
・劇中劇に出てきた財布と、銀次郎の財布がちゃんと似てる（紐付きでね）のも、細かいけどいいよね。
・岡田君の筋肉美。そしてそのシーンでの塚本君の唇の赤さ。
・借金してたサラリーマンのその後も、ちゃんとフォローするきめ細やかさ。
・虎児とどん兵衛の、「師匠＆弟子」と、「債務者＆債権者」の入れ替わり。
・ラストの挙動不審な虎児。

「むむっ？と思ったとこ」
・みんなどん太を煙たがってるけど、唯一どんつく（星野源）だけ、彼の味方みたい。お、公式サイトにもそう書いてあった。
・取り立て先の旦那さん、素人臭い芝居だなーと思ったら、クレイジーケンバンドの人だったんですね。
・竜二と銀次郎の間に流れる微妙な空気。親同士が友達で、小さい頃に会ってるって事だけど、何か過去にあったのかな？これからその話も出てきそう。
・というかそもそも竜二が家を出た原因が、まだ明かされてないですよね。
・エンディングに荒川良々が！てかあの時代劇バージョン、一人一人じっくり見たい。

って結局いっぱい挙げちゃったけど。しかし虎児は、ほんとにメグミと出来ちゃったんでしょうか？今まで刺青入れた男達は、「かっこつけて」やっちゃってはいなかったんですよね。虎児だけが特別？それともラブホはフェイク？今後普通にメグミが「寅児の彼女」というポジションで落ち着くとは思えないので（いや、嫉妬じゃなしに）、どうなのかなあ。最終的には出てくる男性全員が、あの刺青入れるハメになるとか、そんな気もしたり。ま、私の予想はことごとくクドカンに覆されるんですけどね。