#3「きっとまた会える」

相変わらずのまったりとしたテンポ。うーん、どうしても「私は好きなんだけどね」って言い方になってしまう…。誰にでも「絶対気に入ると思うから見て!」と胸張っては勧められないというか。あと一歩、引きが足りない気がしてしまいます。でも、「私は好きなんだけどね」。

今週は本上まなみ相島一之がゲスト。本上さん、ソープでのシーンは結構良かったんで見直しかけたんですけど、その後外に出てきて、ハジメに泣きながら「ゆかりが自分の番号を消さないでいてくれて嬉しかった」と告げるところで全く感情が伝わらず、ダメダメでした…。先週の高岡早紀ぐらい頑張ってくれれば、もっと盛り上がったのになあ。なんかこのエピソードは結局何?って感じで終わっちゃった。


ナースのコスプレはエロくて良かったんだけどね。

そして三週目にしてやっと深キョンの見せ場が。あの酔っぱらいシーン、すごい長ゼリフだったねえ。よくぞ全部言い切りました。自分とは正反対の、奔放で自分勝手な姉に対する、複雑な思い。「強盗殺人」てなんだろね?恋人を取られて、その彼が自殺でもしたとか?彼女が酔い潰れてしまってからは、ずっとおんぶし続けてた長瀬がとっても重そうで、そればっかり気になっちゃいました。


玲子ちゃん、と言われるとドキっとしますですよ。「砂の器」の佐藤仁美も玲子だしー。

でもやっぱり一番良かったのは、「豆知識さん」こと吉川さんのエピソード。やっぱりゆかりとは、婚約なんてしてなかったんだね。でも11年間思い続け、他の男の子供を堕ろすのにまでつき合ってあげて、手を繋いだのはそのときの一回っきりだなんて。他の男とは簡単に寝るくせに、吉川さんはずっとお預け状態。それでいて、「吉川良夫を押し倒す」なーんてじっと目を見つめて言われちゃった日にゃあ、あと5年ぐらい待っちゃおうかな?ってなっちゃうんだろうな、こういう真面目な人は。サチに「自信がないから、足を開いた女の数でプライドを保ってる」と図星つかれたハジメは、一途な豆知識さんを見ていて、ちょっとずつ心が動かされてる様子。相島さんが「死人の墓を暴くな」と言っていたけども、結局この携帯巡りの旅って、ゆかりを知るというよりも、ハジメ達の自分探し(陳腐な言葉ですが)なんだろね。

ところで!全然話変わりますが、ハジメに邪険にされてる金魚の世話係、赤坂七恵ちゃん!確か前「ロケットボーイズ」にも出てたよなあ。久しぶりに見ましたが、なかなかいい役もらってるんじゃないでしょうか?初回からずっと「この子誰かに似てるんだよなあ…」って考えてたんだけど、やっとわかりました。私が「○○に似てる」って言うと、大抵賛同を得られないので、ちと消極的に発言してみますが、


…あゆに似てない?

似てると思うんだけどなあ。あ、そういや相手役は長瀬だし…。