#5「崩れ始めた嘘の人生」

うげー。つまんねえなーオイ。なんか今回、再現シーンばっかりだったんですけど?撮影が間に合わないのかしら。やっぱり原作を読んでるせいか、原作通りの部分(「紙吹雪の女」コラムとか、吉村刑事が執念で切れ端探すとか、伊勢の映画館の写真とか)は、多少無理があろうと面白く感じちゃう。よく「原作知ってると、つまらないドラマは見る気しない。知らないならそこそこ面白く見られるのに。」という方がいますが、私は逆で、原作読んでると、どんなにつまらなくても、気になってつい見ちゃうんですよね…。うーん、やっぱ早送りコースにしようかなあ。

それにしても、脇役(バーのママが根本りつ子、旅館の女将が茅野成美、映画館主が斉藤洋介)が無駄に豪華だったり、毎回地方ロケしたり、確かに力は入れてるんだろうけど…。肝心の主役二人の性格や行動が理解不能。あれほど酷く言われて劇団辞めたのに、「衣装係でやり直します」ってハァ??衣装係にならなきゃ、あのコートの血痕の伏線が生かせないから、おかしいなとは思ってたんだけどね。一回辞めさせた理由がわかんないっつの。あといつの間にか、バーでバイトしてるし!これは和賀と「偶然」会う為の設定でしょうね。今までは「偶然」の再会場所として、あの夕焼けスポットがあったんだけど、そう何回も使えないだろうから。あさみに関しては、こんな感じでただ辻褄合わせの為に、脚本家に振り回されてるキャラって感じがして、松雪さんが気の毒になって来ます。「愛される為に女優になったんです!」ってねえ…。