#7「姉へのジェラシー」

なぜかオープニングの映像が変わってました。おそらくTOKIOのPV。こっちもかっこいいけど、前のも好きだったのになあ。今回のゲストはパパイヤ鈴木と遠藤久美子。あ、なぎら健壱須賀貴匡桜井センリもかな。このゲストの人選がいつも渋い。桜井センリなんて何年ぶりに見ただろう。来週なんて工藤兄弟だよ?でも「乱歩R」みたいな視聴率狙いのゲストじゃない方が、逆にこのドラマはいいのかもしれないね。今回の二人も良かったし。


豆知識さんて31だったのか…。えええ?

まずパパイヤ鈴木の美容師は、ゆかりにカット代を値切られ続けていた。でもそれがプレッシャーとなり、技術を磨くようになった彼は、今ではゆかりに感謝していると言う。そしてゆかりが自殺した事を言い出せなかったハジメに、「彼女を大事にしてやってよ。」と。

そして路上アクセサリー売りの繭(エンクミ)。ゆかりはいきなり繭の隣で商売を始め、二人は仲良くなる。繭が花屋の群馬君(須賀君)に気があると気づいたゆかりは、繭になりすまして彼とメール交換を始め、デートの約束まで取り付ける。ところがその後、ゆかりは姿を見せなくなった。ゆかりも群馬君に恋してたのだ。繭は「ねえさんが格好つけてくれたおかげで、私はうまく行った。」とこれまた感謝している。

最初の頃はゆかりのエピソードってどれも強烈で、どちらかというとあまりいいイメージではなかったのが、今回はもう、凄く「いい人」になっちゃってる。多分意図的なんでしょうね。玲子にしても、ずっとゆかりの事を否定してきたのに、携帯巡りをしていくうちに、ゆかりの魅力的な面ばかりが出てきて、友達もいない自分がどんどん惨めになるばかり。そしてハジメの事が気になり始めているというのに、彼もまた、死んだゆかりにすっかり恋してしまっている…。ほんと、玲子ちゃんせつないよねえ。なのに深キョンがどうもなあ…。泣くシーンでも、いまいちこっちに伝わって来ないんだよねえ。うーん…。

このイヤリングは微妙だ。

それに比べて長瀬君!ルックスは恵まれてると思うし、演技も下手だとは思わなかったけど、正直今まで彼を特別いいと思った事なくて。でもこのドラマで、今更ながら見直しました。今回も玲子ちゃんの前で感情を爆発させるところなんて、素晴らしかったと思います。このドラマ、主役が長瀬君じゃなかったら、ここまで良くなってないんじゃないかな。ちと誉めすぎ?

そして私が今回一番ぐっと来てしまったのは、ホログラムのゆかり。第五回の時のビデオもそうなんだけど、立体となると余計にせつないじゃないですか!

レイア姫みたい。


「どう?生きているみたいでしょう。」
「実現するのは、私の寿命が尽きた後でしょう。」
「でも、この私は永遠です。」

ベタっちゃベタなんだけども、こんなの残されたら、そりゃ泣くさ。うーん、この三人大丈夫なんだろうか。例のアクセサリーでも肩すかしだった豆知識さん、最後に何かどんでん返しがあるような気がするな。きっとゆかりは彼にも何か残してる。そしたら今までの反動で、また泣けちゃいそうですよね…。