#7「絶対に隠したい秘密」#8「聞こえてきた父の声」

二週分まとめてお送りします。ようやく、和賀の「宿命」が見えて来ましたね。父親の本浦千代吉は、原作ではハンセン氏病の患者だったわけですが、どうやらこのドラマでは、「大畑事件」の犯人で、現在死刑囚として服役しているらしい。うーん、やっぱ犯罪者ですか…。それも「あの本浦千代吉」と言われるぐらい、有名な事件らしい。おそらくこの事件の内容については、最終回まで引っ張ると思うのですが、単純に千代吉が殺人をした、というのでは、「宿命」ではないですよね。千代吉親子が相当酷い仕打ちを受けたって事にしないと。そして和賀がそこまでして過去を消さなくてはいけなかったほど、有名な事件だということは、「津山三十人殺し」みたいな感じなのかな。ダムの建設と、何か関係あるんでしょうかね。

この「大畑事件」がどういうものなのか、ちょっと興味が湧いてきました。それに今まではいくら中居君が眉間に皺を寄せようと雄叫びを挙げようと、全然感情移入できなかったんですが、初めて「こりゃ回想シーンで泣けるかも…」という予感がしてきました(回想シーンなら中居君じゃないから安心だ)。でも最終回は映画と同じく、「宿命」の披露コンサートシーンで終わると思っていたのに、和賀は逃げちゃいましたよね?どうなるのかな。つーか関川ってもう出てこないんですかね…どういう扱いよ。この「宿命」、いい曲だと思いますけど、演出があまりにも曲に頼りすぎてるのはどうでしょう。ボリューム大きすぎるよね。まあここまで毎週イヤというほど聞かされていれば、最終回には曲聞いただけで泣けるのかな。