#10 「いよいよ浪士組」

いきなりですが毎週恒例(いつの間に?)の「固まる山南さん」コーナー!今週はどちらかというとツッコミが多く、うろたえるようなシーンはないかなと思ったらありました!伝通院に行ってみたらあまりにも浪士がたくさん集まっていて、中に入れない。山南さん、得意気に「ちょっとここで待っていてください。」なんて言って、偉そうに「試衛館が来てやったぞ!」と門番(?)に掛け合いますが、全く相手にされない。しょんぼり近藤達の所に戻って来て、

「結構、ごたついてるようですね…。」
目が泳いどる目が!できればここで、土方に「役に立たねーな!」とかつっこんで欲しかった。

さてさて、今回初登場したのは、この二人。

あっ格さんだ!しかも水戸脱藩て。「言われてみれば、確かに佇まいが違う。」ってのは、「俺らと違って、時代劇になじんでるよな!」って意味ですかね。


もう一人は生瀬さん!「一回払いにして欲しいなあ。」って、キャラハマりすぎ。

そして近藤に京都には連れて行かないと言われた総司が、「子供扱いしないでよ!」って拗ねてたかと思ったら、なんと、自分で月代剃っちゃいました!ああ、ついにこの時が来ちゃったのね…。竜也君、ずっと前髪つけてて欲しかった…。

でも土方さんに、「お前ここで泣いたら台無しだからな。」って言われて、必死で涙こらえてるのがかわいかったから良しとする!(何様?)

更に総司が駆け寄るより先に、両手を広げて待っていた平助がかわいいから良しとする!

しかし今回なんと言っても私が釘付けになったのが、このお方!

松平主税助あらため上総介様!

浪士組の事で直談判しに行こう!と盛り上がる試衛館のみんな。近藤さんは「こないだのイヤな奴は松平主税助だったから、上総介は違う人だろう…」と会いに言ったら、なんと同一人物ですよ。名前変えたんだって。あはは。藤木孝さん、声もわざとらしくていいんだよねえ。白い巨塔の鵜飼教授みたい。

さて上総介様、清河のせいで浪士達が集まりすぎてピンチです。なんとかしてこの場から逃げ出したい!そこでいきなりクサい芝居をおっぱじめます!

んまっ!こんなにたくさん!


やってられませんわ!「ちょっと待って、神様」の薬子も真っ青の白目っぷり。


まさに「よよよ…」という感じの、芸術的な倒れ方。


「うーん…」と一度は気を失ってみて、


「大丈夫すか?」とのぞき込む佐々木さん


と、いきなり目をあけた上総介様、なにやら意味深に目くばせをして、


また気を失った(フリ)!


あきれかえる佐々木さん…。伊原さんもいい芝居です!


ところでこの最後のシーン、ちょうどみんなの顔がうまく見えるように、立ち位置とか計算されてるんでしょうね。近藤が空を見上げ、刀を抜き、えいっ!と軌って顔のアップで「つづく」。かなりベタな演出でしたが、わざとやってるんだろうな。まあそれはいいんだけど、最初の方のシーンで、なぜかバックミュージックが主題歌だったのは、かなり変じゃありませんでした?今まで劇中では使ってなかったと思ったけどなあ。しかもクライマックスでもなんでもないシーンで、あれは唐突に感じてしまいました。来週はふでさんとの確執を解決するのかな。京都に行くのは再来週ぐらいでしょうか。