ぴったんこカン・カン 春の祭典スペシャル

二時間に渡って放送されたこの番宣、フジの「いいとも」のようにダラダラ生放送ではなく、各番組ごとにきっちり時間が区切られていたので、私は当然「オレンジデイズ」部分だけ見ました。うざいピン子とかは見なくて済んだんで、私としてはその方が良かったんだけど、果たして番宣としてはどうなんでしょうね。大体「オレンジデイズ」にしたって、あまりドラマ自体の宣伝になってなかったような…。ま、それはともかく、構成としては最初に疑似記者会見みたいなコーナーがあって、偽物の記者達の前で、安住アナが出演者に色々質問すると。そしてその後「クイズ100人に聞きました」でした。記者会見コーナーは短かったので、ふと思いついて全部書き起こしてみました。短いと思ったのに案外長くて、途中で後悔しましたけど…。(安…安住アナ、妻…妻夫木聡、柴…柴咲コウ、成…成宮寛貴、白…白石美帆、瑛…瑛太、記…記者)

安「大変長らくお待たせしました。ただ今より4月11日日曜夜9時スタート、『オレンジデイズ』の記者会見を行いたいと思います。」
記「おお〜!(拍手)」
柴「キャハハ!(なぜか異様にウケる)」
安「今回のドラマは、なんと言っても見どころは、妻夫木聡さん柴咲コウさん初共演でございます!」
記「おお〜!」
安「それでは、出演者のご紹介をさせていただきます。まずは、結城櫂役の妻夫木聡さんです。ドラマに対する意気込み、いかがでございましょうか。」
妻「いや、あの、もうほんとに、現場楽しんでやってます。…意気込みじゃないですよね、やってる感想ですよね今の。」
安「いやいや。大学生役は結構やられてますよね。」
妻「いや、二回目ぐらいですよ。」
安「ああそうですか、はあ…。」
妻「見てないですよね?そんなに。」
安「いや、そんなことないです。そして、萩尾沙絵役という事でよろしいですか?」
柴「はい。」
安「柴咲コウさんでございます。今回は妻夫木さんと軸にこう、ストーリー展開という事で、妻夫木さんの印象いかがでしょうか。」
柴「(妻夫木君と見つめ合う)い、ぬ、がお。」
安「はい?」
妻「あははは!」
柴「犬顔でした。
安「犬顔ということで、はあ。」
記「はあ〜。」
妻「『はあ〜』ってちょっと待って下さい。何でもかんでもリアクションすればいいってもんじゃないです!」
記「(ウケる)」
安「他には何か、印象残るとこはありますか?」
柴「あ、結構…オヤジっぽいとこがある。言える?これ、言っていいの?」
妻「え、なんですか?」
柴「ヒゲ早い、伸びるのが。
妻「あはは、いや、オヤジくさいとかじゃなくて。」
安「それはオヤジくさいんじゃなくて。」
妻「オヤジくさいとかじゃない、それ。」
安「それは普通に新陳代謝がいいっていうだけで。」
柴「ああ、そうか。」
妻「そうですよね。」
安「ヒゲは結構伸びるの早い方ですか?」
妻「早いですね、最近。なんかね、年食ったなあと思いますね。」
柴「仕事してる、仕事してるの。」
安「柴咲さん後は何か、おっしゃりたい事ございますか?」
柴「ないです。」
安「特にない、ありがとうございます。続いてご紹介します。相田翔平役の成宮寛貴さんです。よろしくお願いします。今回は同じく大学生役ということで。」
成「高校生役が多かったので、やっと大学生になれて良かったです。」
記「ほお〜。」
柴「あは、面白ーい。」
安「そして、小沢茜役の白石美帆さんです。よろしくお願いします。」
白「はい、よろしくお願いしまーす。」
安「白石さんは柴咲さんの友人役で、大学4年生。」
白「はい、そうです。」
安「大学生役。」
白「何か問題でも?」
安「いえいえ、問題はないと思いますが、本来の年齢で行くと、大学8年生ぐらい…。
白「何て事を言うんですか!」
安「いえいえ、そういう事ですよね、でもね。」
白「何か問題、ありますか?私ここにいたら。」
安「いえいえ、全然問題はないと思います。」
白「あの、ちょっと現場のみんなからも、あの、姉さんとかお母さんとか言われる事が…。それが最近の悩みです。」
安「それはちょっとひどいですね。でも出演者の中では比較的、お姉さん的存在なんですか?」
白「だからもうその話題はいいですから!はい。」
安「なるほど。ご活躍を。そして矢嶋啓太役になります、瑛太さんです。よろしくお願いします。」
瑛「お願いします。」
安「実際に、一目惚れ、柴咲さんにしちゃう役なりますか。」
瑛「そうですね、はい。」
安「実際柴咲さんどうですか、お会いになってみて。」
瑛「(真顔で)あ、小さいなって。
柴「私は大きいなって。」
安「そうですよね。で、結構この辺の人間関係が、色々展開して行くという風に考えてよろしいですか?」
成「もちろん。」
白「敢えて言うなら、安住さんの大学時代のようなドラマだと思います。」
安「白石さん、それはまた…。問題発言ですか?今の。なんですか?」
白「うふふふ。」
安「さ、ということで、いよいよドラマの撮影本格的にスタートということなんですが、皆さんの内なる意識を、お互いに確かめ合っておかなくちゃいけないということで。(カエルの着ぐるみがFAX持って登場)」
柴「え、何なに?イヤ!見たことある!あははは!(大はしゃぎ)」
妻「え?(突然叫ぶ柴咲にとまどってる)」
柴「あれ見たことある。中に偉い人みたいのが入ってるの。(進行気にせず私語しまくり)」
妻「かわいい。」
白「かわいい、初めて見た。」
安「ちょっと視聴者の方からFAXが届きました。『オレンジデイズの皆さんに質問です。出演者の中に大酒飲み、大食いの方がいるようですが、それは本当ですか?』」
妻「あははは!」
安「そんな感じ皆さんしませんけどね。ほんとですか妻夫木さん。」
妻「多分ほんとですねえ。」
安「はあ、どなたですか?」
妻「(柴咲を見る)」
柴「誰ですかそれ言ったの。もらしたの誰ですか。」
安「柴咲さんですか?大酒飲みなんですか?」
柴「まあちょっと言い方は、うん、ひどいけど。」
安「酒量は行く方で。」
柴「うん。」
妻「お酒がちょっと好きなんです。」
柴「ちょっと好き。」
安「あ、そうですか。へえ。」
妻「お菓子もちょっと好きな感じで。」
柴「お菓子もちょっと好き。」
安「えー北海道富良野市のゆうたんさん、出演者の中に大酒飲みはいらっしゃいますということで、お答えはひとつ。それではですね、皆さんのお手元にトータライザーのスイッチがございますので、2、3質問をさせていただきます。『私は正直、二日酔いで撮影現場に行った事がある』イエスの方はスイッチどうぞ!…三名!三名いらっしゃいます。爽やかな青春ドラマをお届けするはずが!二日酔いで撮影現場に行った方が三名もいらっしゃる。これ視聴者の皆さんいかがですか!」
柴「これ、誰だあ?」
安「どなたですか?」
妻「すいません、僕行きました。」
安「妻夫木さん、正直でいい。他には?成宮さん?」
成「(笑顔で挙手)」
安「成宮さん、今日も二日酔いって雰囲気ありますけど。
成「いやいやいや!」
安「そんな事ないですか。」
成「違います。」
安「そして、もちろん?」
柴「(挙手)」
安「柴咲さん。」
白「さっき誰〜?って言ってたよねえ?」
妻「ポーカーフェイスだねえ。」
成「両はじ(白石と瑛太)嘘つきだよ。」
柴「(白石に)だから押さなきゃだめ。」
成「みんな飲んでるじゃない。」
白「あ、みんなで飲んだ!そうだ!」
柴「(瑛太に)二日酔いじゃないの?」
瑛「(冷静に)撮影じゃなかったでしょ?次の日。
白・柴「ああそうか!」
妻「あの、前室じゃないんで、ここ。」
安「柴咲さんてどれぐらい飲むんですか?」
柴「いやいやいや、普通です。」
安「何を飲むんですか?ワイン、焼酎、ビール。」
柴「安いお酒を飲みます。」
安「安いお酒を。もの凄い好感抱いちゃいます、はい。さあ続いて参りましょう。女性お二方に伺います。私安住と飲みに行ってもいいと考えてる。スイッチどうぞ!1!おお!来ましたよこれは。スケジュール空いてますよ、週末。これは?」
柴「(挙手)」
安「おおっ!…積極的ですねえ。ちょっと、いいですか?」
柴「ちょっとね、聞きたいことがあるんですけど、何でフリーにならないんですか?」
白「いい質問だ!」
安「ちょっと、時間裂いてもよろしいでしょうか。それどうしてですか?」
柴「いや、すごい不思議だなあと思って。ねえ?突っ走っていけそうな感じなのに。」
安「ああ、なるほど…。そうですか(うろたえる)。もう少しあの、是非TBS共々、安住紳一郎をよろしくお願いしますという感じなんですが。すいません、申し訳ございません。すいません、頑張ります。」


かゆいのか、肩が凝ったのか、ブラ紐直してるのか、思い切り服の中に手つっこんでる柴咲さん。リラックスしすぎ。

そして「100人に聞きました」で、「新しい風」チームと対戦。しかし妻夫木君達は、皆このクイズのルールを全然わかっていなかった…。80年代生まれじゃ無理ないか。記者会見の時から、とにかく柴咲コウが異様なハイテンション。若いイケメンに囲まれてるせいか、ほんとに楽しそうでした。まあ気持ちはわかるけど、それにしてもガラ悪いねこの子は。んで私はそもそも妻夫木君目当てでこれを見たわけで。素の彼はかなりズケズケものを言う人で、「好青年」という先入観を持ちすぎてると、「感じ悪い〜」とも取られかねないから心配でさあ。私も最近やっと、「こういう人なんだ」って慣れたんだけどね。でも妻夫木君の事なんか、途中から目に入ってませんでしたよ。

いきなりバナナが出てきて、「これを使ってワンアクション!」という問題。妻夫木君は「バキューン!(ピストル)」で×。柴咲さんは「もしもし(受話器)」で正解。白石さんも「シュワッチ!(アイスラッガー)」で正解。そして成宮君…。つーか成宮君にバナナって!なんて危険な取り合わせ!なかなか答えが出なくて、焦る成宮君。いつもの癖で(?)口にくわえるんじゃないかと、焦る私。すると成宮君、「わかった!」といきなりバナナをお尻に持ってった!

「しっぽ!!」

あー……冷や汗かいたよ………。

しかし何より昨日、私が釘付けになったのが、瑛太でした。「ウォーターボーイズ」の特番の時も、クールな子だなあとは思っていたけど、何だったの?昨日のあれは!面白すぎる!記者会見の時から一人冷めた発言で、気にはなっていたのよ。「あなたの得意なものまねは?」というクイズで、「志村けん」と答えて正解だった瑛太、安住さんに「志村さんのものまね、一つよければ。」と促され、超渋い顔で

「出来ないです。」

と一言。ニコリともせず。そしてクイズが進むにつれ、盛り上がる他のメンバーを尻目に、なぜか一人だけ、答えの相談にも加わらない(加わらせてもらえない?)瑛太。「せーの!」「やせたーい!」と声を合わせる4人と、なぜか一人だけ、声を出してないっぽい瑛太。そしてどんどん、他の4人との距離が開いていく瑛太…。

この構図は一体。

オレンジデイズ」の公式サイトで、妻夫木君のマネージャーの日記があって、そこでは5人が凄く仲良し、っていつも書いてあるんですけどねえ。「100人に聞きました」を見る限りでは、4対1というよりは、瑛太と成宮君があまり仲良くないのかな?という気もしました。瑛太が避けてるのか?いやー、面白いなあ瑛太。無駄に姿勢いいし、耳でかいし。(関係ない)