#13「芹沢鴨、爆発」

いよいよ江戸を発ち、京都へ向かう中山道でのとある一日。三谷さんの得意なパターンで、ちょっと5話(婚礼の話)を思い出したかな。各キャラの個性が立っていて、それぞれ見せ場がちゃんとあり、笑いどころも多くて面白かったです。ただ土方の有能っぷりが目立てば目立つほど、近藤さんがただのでくの坊にしか見えないのは、どうしたもんでしょ。一応最後の睨み合いで、男を上げたという筋書きのようなんですが、「さすが近藤先生!」とか「近藤勇、か…。」みたいなセリフが、どうにも白々しく聞こえてしまうのは相変わらず。他はほとんど文句なしなのに、そこだけが惜しいんですよね。慎吾ちゃんだけの責任というわけでは、ないような気がするんだけど。


永倉新八参上」って、やっぱ修学旅行だよ…。自分も落書きしたくてうずうずしてる近藤さんは、かわいい。


珍しくキレかける山南さんと、絶妙のタイミングで助け船を出す土方さん。この村上って奴の素性まで、ちゃんと把握してるのが凄いね。


やっぱまた来ました!総司月代似合わないネタ!予告では鴨に、「俺は汚れてないものを見ると、汚したくなるんだよ。」みたいな事言われてましたね。オヤジキラーだな。


結構離れてるように見えたんですけど、やっぱ熱いよね…。鴨の鶏小屋は、せっかくおいしいネタだったのに、予告で見せちゃダメでしょう。


殿内さん、「あの人(おじいちゃん)、夜中に変な音立てるんです。プス、プス、って…。」と一人部屋にしてもらったのに、結局鴨と相部屋になってしまった。このオチは最高。

今まではあくまでも二枚目だった新八が、なんだか面白くなってきた。どじょうにこだわったり、敵討ちの子が又聞きの又聞き…だったり。左之助はちょっと演技がオーバー過ぎるかなあと思う時があるんだけど、ぐっさんはさりげなーいツッコミが上手いですね、さすが。