#2「恋の始まり」

初回で成宮君周り(彼女とか妹とか)までたくさんキャスティングされてて、話広げすぎじゃないかな?と危惧していたら、今週は妻夫木君と柴咲さん二人に焦点を絞って、それ以外の関係は全然出てきませんでしたね。成宮君自身も、半分過ぎてようやく登場だったし。その辺見る側のキャストの好みによって、今回の評価は分かれるかも?妻夫木ファンの私は当然、「良かった」っすよー!ほんと期待してなかったんですけど、いままで妻夫木君がやった「いい人系」のドラマの役では、一番いいかもしれない。確かに毎度お馴染みの「イイ奴」だけど、一番無理がなくて自然な気がします。まあファンじゃなきゃ、そんな細かく見てないけどね。女王様猫VS従順な犬って感じで、柴咲さんとの相性もいいんじゃない?すいません、北川センセイ舐めてました。私が悪うございました。


似合いすぎです。


嫉妬する彼女に、「俺が好きなのは真帆だけだよ。」と微笑む櫂。…ってこの顔ワルい顔だ!櫂は心から言ってるんだけど、妻夫木君たまにこういう「悪魔の微笑み」顔になるんだよね。恐らく本人も無意識のうちに。


こんな字幕の使い方も含めて、手話とか読唇術っていうのを、実にうまく演出に取り入れてるなあと思います。しかし柴咲さんの手話は、疲れそうだね。頭思い切り叩きすぎで痛そう。


例えば沙絵の手話を櫂が反復して、「視聴者にわかりやすいように、声に出してるわけね…」なんて思ってたら、「そうやっていちいち繰り返すのやめて!」って来たのは、一本取られたなー。しかし北川ドラマのヒロインて、みんな女王様体質で傲慢なんだよね。昔はちやほやされてた私が、なんで今はこんな目に?ってのばっかり。でも今のところ、沙絵はそんなにむかつかないです。というか柴咲さん苦手だったのに、かわいく見えて来ました。


真帆が沙絵を無意識のうちに障害者扱いして傷つけるというのと、飲み屋のシーンで「読唇術だと、相手が遠くて聞こえないと思って喋ってても、唇の動きで何を言ってるかわかってしまう」という前フリをしておいて、最後のこれ。「あなた、昔からかわいそうな人、放っておけないんだから。」耳が聞こえないために、一番聞きたくないセリフが、目でわかってしまった。うまいなあ。せつないなあ。


しかし沙絵が泣くほどバイオリン取り戻したがってたなんてエピソード、全然出てきませんでしたよね?櫂に「ちゃんとお礼言ってよ」なんて言われて、くやしくて泣いてるのかと思った。ワガママなだけじゃなく、素直なとこもあるよってシーンなのかもしれないけど、なんか唐突に感じてしまったなあ。あと先週のここのコメントにもあったし、色んなサイトでも見かけたけど、沙絵は中途失聴者なのに、なぜ喋らないの?っていう問題とか、ちょっと説明不足かなーって部分がちらほらあるような。


そりゃウブな女子ほど、プレイボーイに惹かれるものよ?でもやっぱ似合わないよーこの二人。あと瑛太はやっぱりモテない役には無理がある。かわいすぎるもん。「あの子に言われてもねー」とかひとりごちてんじゃねーぞ白石!その花柄ワンピダサいんじゃ!ついでに沙絵がプラダのバッグってのも、わざとはずしてるんですかね?今時の女子大生、プラダは買わないよね。