愛し君へ#1「解夏〜愛は注ぎ続けるもの」

愛し君へ ディレクターズカット DVD-BOX

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原作も映画も未見ですー。どうやら全然違う話みたいですね。一話見た印象は、可もなく不可もなく、といったところでしょうか。「泣ける」という点では、「ホームドラマ!」や「光とともに…」の方が全然泣けたな。私やっぱり、フジよりTBSのドラマの方が、性に合うみたいです。フジッキーはユースケに負けず劣らず、激痩せしてますな。これって役作りなの?顔がこけてるから、頭がヘルメットみたいにでかく見えますよ。菅野ちゃんは嫌いじゃないしうまいと思うんだけど、ソツがなさすぎて印象が薄い。玉木君もありがちな「いいお友達」止まりの横恋慕男で、面白味ないんだよねー。彼だけが見る原動力だったのに。逆に伊東美咲がシングルマザーってのは、ちょっと新鮮かな。最初から死んでる岡田義徳君は、菅野と昔つき合ってたはず…。いいのかこのキャスティング。一番いいと思ったのが、森山未來君。彼のルックスは全く好みじゃないんだけど、なんか気になっちゃう人だよね。まさに今、伸び盛り!って感じで、輝いてると思います。出番が少なそうで残念。

今期障害者・難病ドラマが多いのは、企画の時期を考えると、やはり「僕の生きる道」(草なぎ君が死んじゃう方です)の成功が大きいんでしょうね。ちょっと前までは漫画原作の痛快コメディが人気でしたが、最近は重すぎるぐらいシリアスなドラマが増えてます。ま、もちろん恋愛も絡むんですが、前と比べて、「家族」が登場する比率が大きくなってませんか?そのものズバリの「ホームドラマ!」なんてのまであるし。昔のトレンディドラマの登場人物は、絶対都会の一人暮らしで、例えば病気で死ぬって事になっても、親なんて全く出てきませんでしたよね。連ドラの主人公が旬の若手俳優っていうのは昔から変わっていないけど、最近は必ずその親が登場するので、若手以上に売れっ子の熟年俳優が結構いるような。

って全然「愛し君へ」の感想じゃなくなっちゃいましたけど、とりあえずこのドラマは…うーん、多分リタイアかなあ。そんなに悪くはないんですけどね…。単純に好みの問題です。