#18「初出動!壬生浪士組」

「初出動」という割には、初出動のシーンはラスト五分ぐらい。それまではほとんど総司の初恋(&失恋)や相撲大会など、ほのぼのしたコメディ色の強いお話でした。で、こういう回って大抵時代劇ファンの人には評判悪いんですが、私は好きなんですよねえ。幹部ミーティング(?)に珍しく源さんが参加してて、土方がいきなり「副局長に」と推薦、もちろん「私なんか…」と断る源さん。随分唐突ねえと思ったら、その後全員が役付になっちゃって、ヒラが源さんだけってオチで納得。

そして今回は何と言っても総司だー!こないだお梅さんに色目使われた時は、ちょっとドキマギしてる程度かな?と思っていたのに、いつの間にか惚れちゃってるよ!というか、「お梅さんは私のこと好きなんじゃないか」って、思春期にありがちな勘違いがおかしい。

恥ずかしそうにお梅さんを盗み見る表情とかほんと初々しくて、これがあの「千人斬り」と噂の藤原竜也ですか?ってびっくり。いくら若いとは言え、男性がこういう一歩間違うと気持ち悪いだけの、かわいこぶった演技するのって、物凄く難しいですよね。ふーむ、さすがだ。


ひでちゃんがいくら「いい匂いだ」だからって、クンクン嗅ぎすぎ!しまいにゃ抱きついてるし。


喜び勇んでお梅の部屋へお使いに行ったら、なんと先客が…。がーーん。

相撲大会はまさに近藤が言っていた通り、鴨さんチームとの距離がぐっと縮まるきっかけになりましたね。みんなキャラ立ってきたし。オダジョがやけに躊躇していたので、入れ墨でもあるのかと思ってしまった。一匹狼を気取ってた坊やが、みんなと打ち解けてめでたしめでたし、ってシーンだったのかな。なんせセリフの少ない男だから、その辺ちと心情がわかりにくかったよ。竜也君と比べちゃあいけないかもしれんけど、ちょっとこのドラマのオダジョには、期待してただけに辛口です、私。相撲大会に一番ふさわしいと思われるぐっさんが、今回は全く登場しませんでしたね。そういや「木更津キャッツアイ」の磯P日記に、「一番スケジュール取るのが難しいのが、山口さんとウッチャン。」と書いてあったなあ。お笑いの人は働き者だ…。


オダジョの相撲シーンなんて、多分今後見られないよ!左之助飛びすぎ。

来週は八木家のお通夜…って、婆ちゃん!とても体が悪そうには見えなかったけど、そう言えばこないだも門のとこで倒れそうになってたり、今週も床に伏せてたもんなあ。せっかく左之助といいコンビになりそうだったのに、残念です。彼はその悲しみを、おまさちゃんに癒してもらうんだろうか(まだ左之助は甘味屋さんに行ってないよね)。