第二話

予想通り、先週のようなエッチシーンは全くなし。あれは初回のハッタリって事で。塚本ファンの皆さん、安心して見て下さい。つっても肝心のドラマが、全然面白くないんだけどね!私はアレが唯一の楽しみだったのに…ブツブツ。なんかほんと相変わらず、IWGPを薄めて薄めて、面白いとこ全部抜かしたみたいな脚本なんだよね。ヤングシナリオ大賞だか取った、若い人が書いてるらしいけど、この人実際夜の渋谷で遊んだりするような人種じゃないでしょ?絶対。あまりにも上辺だけで、リアリティなさすぎなんだよね。年寄りの作家が、「今どきの若者はこんな感じだろう」って書いた本みたい。

今までは三人ともブラブラして、ビリヤードで詐欺まがいの事やって稼いだりしてたけど、心の中では「このままじゃいけない」って思ってる、みたいなありがちな話で。隆太君は彼女(若槻千夏)に「いま逆にリーマンてかっこよくない?」と言われて、就職を決意。中村俊太は、DJとして初イベントに張り切るけど、結果は惨敗。つーかね!この私ですら、三回ぐらいDJやったことあるんですよ?都内に一体いくつクラブがあると思って?そりゃ遊びでちょっと回すのと、真剣にプロ目指すのは違うだろうけど、たった一回客の入りが悪かったぐらいで、あんな「もう終わりだ」みたいに落ち込むものなんだろうか。つーかどの程度のハコか知らんけど、そこそこ入ってたじゃん、お客さん。バンドでも何でも、有名でもないのに、最初から満員なんてあり得ないでしょ。普段からクラブ通いしてるなら、それぐらいの事わかりそうなもんだよなあ。そんで取ってつけたように、隆太君と塚本君が慰めてあげて、「皆さんの好きな、男の子同士の友情シーンもアリですよ」みたいな…。うう、浅い!むっちゃ浅い!ま、このシーンは塚本君のエプロン姿が見られたからいいようなものの。

塚本君は、上原美佐ちゃんに「生理が来ない」と言われて、思考停止状態。なんかこういうのもあまりにもありがちっていうかねえ。そして朝帰りして家に着くと、自転車屋のシャッターが開けたままになってて、中でお父さんが倒れていた…。はいはいそうですか。でもさあ、先週も書いたけど、ドラマは最悪なのに、塚本君だけはいいんだよね。ルックスも最高、演技もいいと思う。俊太が棒読みなのは放置しとくとして、隆太君がイマイチなのは、ちと残念なんだけど。うーん、隆太君どうしちゃったのかなあ。ちょっとヤバいよ、このままじゃ。主役タイプじゃないんだから、確かな演技力は絶対必要だと思うがなあ。木更津(ドラマ)の時は塚本君より全然うまかったのに、今じゃ大分差付けられちゃった気がする。やっぱたまには全然違う役やって、突破口開かないとまずくない?