#21「どっこい事件」

さすがに長丁場だけあって、私の視聴意欲にも波があるわけですよ。正直、ちょっと前にはあまり気合い入ってない時期もあったりしたんですが(レビューを読めば丸わかりか…)、ここ二回ぐらいで、なんだか急にハマり出して来て。ネットで先のネタバレを読んでしまったってのもあるかなあ。いや、話としてはなんとなくは知ってたんだけど、この先どんどん悲しい事になっちゃうんだ!っていうのが、あと何話、みたいに具体的に実感してきたというか…。そしてヘイ!ジョニーさんのレポを読んで、この出不精で面倒臭がりな私が、「スタジオパーク行きてえー」とまで思うように…。ま、実際行くかどうかわかりませんが。山南さんの撮影、まだあるのかなあ。

そんな感じで期待して臨んだ今週でしたが、フタを開けてみればあれ?ってちょっと肩すかしだったかな。実は私、佐藤浩市好きなくせに、芹沢に全然ピンと来ないんですよ。なので「もう鴨はいいから…さっさと次行ってちょうだい次…」という心境でして。まだ一ヶ月ぐらいは鴨祭りが続きそうですけどね!さて、今回は史実にもあるらしい、力士との乱闘事件。ごめん、舞の海が斬られる瞬間、笑っちゃったよ…。舞ちゃんじゃ浪士組メンバーより体小さいじゃん!他に適役いなかったの?と思ったけども、相撲協会に所属してる人はダメだろうし、タレント転向組つっても、曙やKONISHIKIは無理だしなあ…仕方ないか。最初に鴨に斬られた「関取」、すんごい弱そうでしたね。腕組できてないし!

あとわんこ斎藤の仮病ですか。普通おなか痛い時って前屈みになるもんだと思うんですが、はじめちゃんは体反らしてましたね。珍しい人だ。そのせいかどうか、山南さんと永倉さんに見破られてしまう。前の敵討ちの時といい、永倉さんてこういうとこ気が回るのね。でも肝心なとこで鈍感なような気もするが…。ま、とにかく久しぶりにぐっさんかっこよかったです。源さんと共にここ数話目立たなかったけど、ちゃんと均等に見せ場作ってますね。一方の仮病男は、力士との衝突が起こった後で、「自分のせいで出発が遅れたから…」とか、とことんネガティブシンキング。暗い!あんた暗いよ!これの前に「ランチの女王」見てたせいか、棒読みのオダジョが山Pに見えてしまいました。顔のパーツが似てるんだもん。

容保と会ってる時の近藤さん、「ここだけの話」とか言われて、また目ウルウルになってましたね。「はっ!」がいまいち…。でも自分が女のとこ行ってたのを棚に上げて、「山南さんが付いていながら!」とか、「(人を斬ったなんて)嬉しそうに言うことか!」とか怒ってるとこは、なかなか良かった。やっぱ慎吾ちゃん、切れる演技の方がいいんだよなあ。ここはちょっと局長っぽかったもん。ま、親方があっさり許してくれちゃうのは、もうひとひねり欲しかった気もしますが、帰って来た山南さんの、「我々の方で収めておきましたから!」というイヤミはなかなか効いてました。

総司はこれから、どんどん鴨に接近して行っちゃうんですかね。源さんが心配そうだよー。しかし毎回誉めてますが、竜也君の筆下ろし(違う)の後の熱に浮かされたようなあの表情、ほんとうまいっすねー。ここんとこの総司は、まるで地に足がついてない感じなんだよね。その辺をお梅さんに翻弄される話とリンクさせてて、とてもわかりやすい。お梅さんと言えば、今回の土方は久々のサービスショットでしたね。巨乳!でも山本君、手ぬぐいの絞り方がかなりヘンじゃありませんでした?土方の体に長い毛が付いてたのは、女に会ってたってこと?それとも自分の毛?