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このドラマ、珍しくサブタイトルがないんですね。タイトルが長いからかなあ。今後もずっとそうなんでしょうか。それはさておき、私は小説も映画も未見です。でもさすがにこれだけ話題になってると、大体のストーリー、特に最後どうなるかってのはもうわかっちゃってますからね。果たして三ヶ月引っ張り続ける事が出来るかどうか?初回の感想は、可もなく不可もなくというか、悪いとこは全然ないんですけど、特別グッと来るとこもなかったかも。亜紀がサクを好きになる課程が、もうちょっと描かれてればなあ。なんだか最後の告白が、唐突に見えてしまって。

山田君はこの手の役はお手の物ですね。ウォーターボーイズとかぶる部分がちと多すぎな気もしますが。でも見ててもあまりときめかなくなっちゃった…。やっぱ「焼きそばイエーイ」がいけなかったのだろうか。17年後には随分体毛が減って、足が湾曲したんですね。緒方直人と言えば極端なO脚ですよ。その代わり(?)、綾瀬はるかちゃんには萌え萌え。この子の顔好みなんですよー。ブルマじゃなくてジョギパンでしたね。他の女生徒はみんなジャージなのに、一人だけ足出してたぞ。んで亜紀の両親がこれまたいい。三浦友和は最近も見てるはずなのに、今は「赤い衝撃」のイメージが強すぎて、あまりの恰幅の良さに頭が混乱。昔は純愛モノ散々やってた人が父親役って、なかなかいいキャスティングだな。

あと友達役の柄本佑君、最近気になってんだよねー。凄くは虫類ぽくて味がある顔で。「69」のインタビューで、他の高校生役の俳優は皆「当時の事は特別勉強したりしなかった。」と言っているのに、一人だけ「高橋伴明の映画とか見ました。」とか言ってて、結構昔の日本映画も詳しいらしいんですよ。両親の影響もあるだろうし、丁度イキがりたい年齢ってのもあるし、多分ドラマなんかで共演してる他の俳優の事、内心「ケッ、アイドル俳優が。」とか思ってんだろうなーとか思うと、なんかたまらなくかわいくなって来るんですけど、変でしょうか。変態でしょうか。

あ、つい柄本君について語りすぎてしまった。堤さんの抑えめの演出は、とても良かったと思いますよ。いかにもTBSのドラマ!って感じで、私はこういう映像大好きです。ただ87年を示す小道具、ほぼ同世代から言わせてもらうと、ちと古すぎない?牛乳瓶は「69」で使われてたぐらいよ?いくらなんでも紙パックだって。ラジカセとかもどうなのかなー。もうこの頃はCDあったはずだけど。まあ「愛いら」の時も中盤からぐんぐん良くなってったので、しばらくは様子を見ようと思います。とりあえず初回一番のショッキング映像は、松下由樹の老け姿って事で…。あれはちょっと凄い。女優魂を見ました。