#21「幻のお父さん私の命を助けてください!」#22「私のすべてを捧げます」

やや中だるみか?という話が続いておりましたが(内容自体は怒濤の展開なんだけどね)、ここでクライマックスとも呼べる回がいよいよ登場!私も再放送の記憶ですが、ここだけ覚えてました。とりあえず「赤い衝撃」一話だけ見るとしたら、21話見とけ!ってなぐらい、無茶苦茶面白かったです。

21話
・沖縄から東京へ向かう日航機。機長は平田昭彦さん(英語がお上手)、チーフパーサーっつの?客室乗務員が、アイフル清水章吾さん!メガネなしでわっかーい!
・予想通り、機内で激痛に襲われる百恵。機長は大阪に緊急着陸することに。
・ちょうどその時、羽田に宇津井健が帰国!静夫達を迎えに来ていた知佐子姉(サングラスがでっかい!!大内順子みたい)と会い、百恵が機内で急病になった事を知る。
・「オペレイションセンター」にて、機長と連絡を取る健。「着陸してはいかん!友子さんの体は衝撃に耐えられん!」なんと車輪が地面につくギリギリで、またもや急上昇!
・健曰く、脊髄の金属プレートを留めているネジが緩んでいる恐れがあり、動脈を傷つけると命が危ないと。そこでレントゲンで確認をしたいと言い出すが、もちろんそんなものはない。ところがハイジャック防止用の金属探知器が積んであった!
・しかーし!その機械はなんとバラバラに分解されていた!危機に次ぐ危機!そこで技術者を「オペレイションセンター」に呼び、無線で友和と交信しながら組み立てる事に。そんな悠長な…。
・「友子と同じ飛行機に乗ったお客さんは災難ね!」と知佐子姉。確かに全て百恵が悪い。
・騒ぎ出す乗客達。「わしが全ての賠償金を払う!」と一喝する静夫。かっこいい!
・組み上がった金属探知器で、百恵の背中を見ると、やはり二本目のネジがゆるんでいた!つーかどうせ背中開けるなら、ここまでして見る必要なかったんじゃ…。
・健に機内手術を命じられる久之兄。自信がありません!と訴えるが、健に説得されてしまう。ムチャクチャだ!
・麻酔は睡眠薬ドライアイス、メスはかみそり、あとナイフやフォークなどを代用して、手術することに。着陸するよりそっちの方がよほど危険だと思われ…。
・また取り乱して「止めてください!」と暴れる光子に、「わしは戦地では麻酔なしで傷を縫った。うさぎの根性があれば大丈夫だ!」と静夫。またしてもカッコイイ。
・いざとなると、かみそりを持つ手がブルブル震える久之兄。そこで友和が一発パンチ!さーこれで肝が据わったぞ!
・手術開始です!一応「うっ!」とかやるものの、案外反応の鈍い百恵。麻酔なしですよ?普通もっとギャーギャー泣きわめくと思うが。
・「友子さん、沖縄の海を思い出すんだ!」と励ます友和。飛行機の燃料が残り少なくなってまいりました!
・やっとネジが見えた!着陸まで残り5秒というところで、ネジを引き抜く久之兄。つーかさあ、そんな尖ったネジ入れちゃだめじゃん…。日曜大工じゃないんだから。前回手術した時、「これでもう何も心配はない!」って言ってたのに。
・無事羽田に着陸、救急車で運ばれる百恵でした。ったく人騒がせなやっちゃ。

22話
・金属プレートには問題があるので、百恵の骨の一部を削り取り、脊髄に使うと言い出す健。だったら最初からそうしとけっつの!しかしその二つの手術に、百恵の体力が耐えられるかどうかわからんそうで。しかし他人の骨では、拒絶反応が起こるしね。
・自分の骨を使ってもらいたいと提案する友和。当然「それは無理だ!」と久之兄。ところが健が、「いや、他人の骨で成功したという論文を今見ていたところだ。」といきなり手のひら返し。まじかよ!その話をまた立ち聞きしてるみどり。
・友和に大山産業を継がれては困ると、静夫を脅そうとする隼人。ところが静夫、隼人を殴る殴る蹴る蹴る!!すげー強すぎ!つーか隼人弱すぎ!死んじゃうよ!
・洋子に「一週間泊まり込みで捜査だ」と嘘を付いて病院に行く友和。ところがみどりの告げ口であっさりバレ、病院に駆けつけてまた大騒ぎする洋子。「お母さんが産んだ体を傷つけるなんて!あなたはもう充分友子さんに償ったわ!」そ、そうかなあ…。加害者がそんな事言っちゃまずいと思いますが。
・「母さんが父さんを愛してるように、僕も友子さんを愛してるんだ!」と説得され、珍しく引き下がる洋子。それを陰で見てなぜか「よしっ!」と張り切る静夫。
・秀夫の手術。ノミでコーンコーンて、そんなんなのかなほんとに。削られた骨は、綺麗な円柱形で、一見座薬のようにも見えた。
・なぜか百恵の隣にベッドを入れて寝てる友和。病院で男女同室なんてあり得ませんて!
・いよいよ百恵の手術日。健が隼人に誘拐された!つーか主治医がいないのに、患者すっかり手術室まで入れちゃってるよ。
・健が来ないと聞いて、警察に電話を入れる友和。骨削る手術したばっかりなのに、もう歩けるんかい!それで「髪の短い、目の鋭い男」が健を連れ去ったと知るや、「矢野だ!」って、断定早すぎ。
・早速裕之のマンションに向かう静夫。どうやったのかドアを開け、部屋に踏み込む。ライフルを持っている隼人だが、またしても弱々で、あっという間に取り押さえられる。しかしもみ合ううちに、健が右手を撃たれてしまう!おおー、また危機に次ぐ危機!
・健はメスを持てない。手術延期すればいいんじゃ…と思うのですが、健はにこやかに「君がやるんだ!」と久之兄に。
・もちろん手術は大成功。初めて静夫に誉められる久之兄。健がタバコに火をつけてあげる所は、まるで事件解決後の「太陽にほえろ!」ですね。
・友和退院。「しばらく親父を捜してくるよ。」という友和に、「大丈夫よ、私の背中には、あなたの骨がいつも一緒ですもの。」と百恵。とかなんとか言って、どうせまた拗ねて家出するんだろうが。
・今回のサブタイトル、ちょっとHな想像を誘っておいて、実は「私」ってのは友和の事なんだね。うまいぞ大映ドラマ!