#8「プロポーズ」

サク達がオーストラリアへ修学旅行に行く回。制服が冬服になりました。でも案外オーストラリアのシーンは少なかったね。大々的にロケしたみたいだから、もっと使うかと思ったけど、今後また出てくるのかな。残された亜紀が病室で一人寝ているところ、何度も(亜紀の目線で)天井が映されるのがすごく印象的で。そう、病気の時ってずっと天井ばっかり見ちゃって、子供の頃なんか、木目の形が怖かったりするんだよね。「愛と幻想のファシズム」では、ずっと病弱だった男が、目を閉じた時の画像をアニメにするって話があったなあとか思い出したり。で、後でハタと気づいたんだけど、サクがオーストラリアでたった一枚撮った写真は、エアーズロックの上に寝転がってシャッターを切った、空の写真だったんだよね。つまり離れていても、二人は同じ目線でものを見てたんだよって事か。なるほどなあでした。

綾瀬はるかちゃんは、ほんとに頑張って痩せたね。メイクのせいもあるだろうけど、凄くげっそりしちゃって…。ついでに山田君も痩せてない?君はずっとそれぐらいをキープしてた方がいいと思うぞ。今回は亜紀の母親、手塚理美が良かったね。サクにもあんなに優しい態度で、絵に描いたような理想のお母さん。相変わらず憎まれ口叩く三浦友和も、おかしくて哀しくていい。前に「サクはまだ『好き』って言ってくれない。」ってセリフがあったので、きっとここぞ!という場面に使うんだろうなあとは思ってたんだけど、一気にプロポーズですか。直接じゃなくてテープに吹き込んでってとこが、照れ屋さんらしくていい。でも無菌室入ってるのに、直接キスしちゃって大丈夫だったのかなあ?抗癌剤の副作用って、ほんとにつらいんですよね。三月に入院した時、隣のベッドのおばさんが、何日も水すら飲めなかったりってのを見てたんで、ちょっと思い出しちゃいました。