「スタジオパークからこんにちは」三谷幸喜

とにもかくにも、脱稿おめでとうございます。つーか撮影もあと僅かなこの時期までかかったって、やはりかなり遅いのではないでしょうか…。番組は期待通り、とても面白かったです。FAXの数も、堺さん藤原君を抜いたそう。来週(9日)の山本耕史君にも負けないぞ!と宣言してました。

しかし黒田アナ、堺さん出演時にポロっと「新選組見てない」発言をしてしまったり、出演者がゲストに来ても佐藤浩市さんの話ばっかり聞きたがったりというのをしっかり三谷さんにチェックされて、三谷筆「さとうこういち」のサインを渡されるなど、かなり復讐されてましたね。「寺田屋大騒動」どうでしたか?と聞かれて(面白かったって自信あったんだろな)、黒田アナが意気込んで「オダギリさんが『俺のせいだ…』って落ち込んでる所とか面白かったですよ!」って言ったのに、「あーあそこはちょっとやりすぎでしたね。」とかダメ出しされちゃうし。あと二人の司会者をキャスティングするとしたら?という話で、黒田アナは「一回だけ紅白に出た事のある演歌歌手で、プライドが高く落ち目だと自分で認めない。耳の上にハイビスカス刺してる。」吾妻アナは「狼男に変身する途中で止まってしまった、狼でも人間でも狼男でもない中途半端な生き物。」と、かなり失礼な発言。吾妻アナ、普段はおとなしいのに、この時はやたら「アナウンサーとしても中途半端って事ですか!」とか食い下がってたよね。黒田さんもシャレになってないよー。

確か新聞には「キャスト決定の決め手は」みたいな見出しになってましたけど、今まで色んなとこで読んだ話ばっかりだったかも。あ、「阿比留が映像化されるのは多分最初で最後なので、阿比留=矢部太郎となるでしょう。」てのは笑った。前に「新選組!」のキャストで書いた通り、岩倉具視中村有志で、徳川慶喜今井朋彦(「HR」の村井先生)とのこと。三谷さん自身、「テレビ見てる人誰だかわからないと思いますよ。」と言ってたので、やっぱわざと(時代劇的に)無名な人選んでるんですね。

私が一番面白かったのは、「新選組!」関連の話というよりは、三谷さんの生い立ちとか小さい頃のフィルム、写真など。あの時代で自作怪獣映画作っちゃうなんて、かなりお坊ちゃまですよね。物持ちもいいなあ。小学生の時、同級生を歴史上の人物に仮装させて、アルバムを作っていたってのも凄い。見ていて「徹子の部屋」に出ていたクドカンと、どことなくダブるなあと思いました。作風だけじゃなく、育った環境も似てるのね。クドカンは「三谷さんのドラマ好きですよ。」発言してたけど、三谷さんは確か、「絶対見るもんか!」みたいに言ってなかったっけ。あなたのそういうとこ、大好きです。