バンコク旅行記 1

えー、完全に自分のための備忘録です。興味ない方はスルーしてやって下さいませ。長くなったのでいくつかに分けます。

うちの会社では5年毎に「長勤休暇」というものが貰えます。んで本来なら15年休暇(すごいっしょ)を3月までに取らなければならなかったんだけども、入院したりしてたんで、9月まで延期してもらってたんです。しかしせっかく滅多にない連続休暇の機会なのに、一緒に旅行に行く友達がいない…。20代の頃一緒に海外旅行しまくってた友達は、みんな結婚しちゃったり、仕事が忙しくて誘えないし。んでギリギリまで一人で行くかあ、でも一人じゃつまらないかなあ、とかウダウダしてたら、ちょうど同じ部署の後輩が、10年休暇で一緒に行く人がいないから、一人でハワイか何かに行こうかと…と言ってて。じゃあいっそのこと一緒に行く?って話が急にまとまって、なぜか行き先がタイになりました。二人とも特にタイに思い入れがあった訳じゃなく、ほんと適当に。どうせ観光するなら、最初から付いてる方が楽だよね、と、二日間観光付の、四泊五日のコースを申し込みました。あー、また前置きが長いな。それではようやく旅行の話へ。

9/16(木)
成田に9時集合の為、結構朝が早い。電車の時間ギリギリだったので、動きの悪いスーツケースをほぼ持ち上げながら駅まで突進し、その後三日間くらい腕が筋肉痛に…。空港に着いたら着いたで、出国審査が凄く混んでいて、ゆっくりする時間もほとんどなし。飛行機(JAL)も満席で、後輩とは通路を挟んで隣の席でした。途中ちょっとだけうとうとしたけど、無理して寝る必要ないスケジュールなので大丈夫(時差は2時間)。バンコクと言うと買春ツアーが多いらしいので、オヤジの団体がいると、どうしてもそういう目で見てしまう…。でもおじさんというより、おじいさんみたいな人が多いんですが。

バンコクに15:30頃着。蒸し暑い〜!今日はこのまま自由行動です。ホテルまで送ってもらうが、ここで第一のハプニング発生。なんとダブルブッキングで部屋が取れてなかった!なかなか調整がつかず、ロビーでグァバジュース一杯で、一時間近く待たされる。「もしかして凄いいい部屋に変えて貰えるんじゃ?」との期待もむなしく、恐らく当初の予定通り、旧館に案内される。デュシタニという、ネットとかだと「由緒はあるが設備は古い」と言われてたホテルだけど、全然そんなことなくて、凄く良かったですよ。備品も揃ってたし、とにかくバスルームが広くて、ガラス張りのシャワー室まであったし、毎日アロマ焚いてくれてたりとか。ヨーロッパやアメリカに比べると、アジアのホテルって、そこそこお金を出せば結構部屋いいですよね。フルーツ(バナナ、みかん、ランプータン)も毎日置いてくれてたんだけど、残念ながらおなかいっぱいで、ほとんど食べられませんでした。

一息ついたとこで、まずは両替だ!とホテルの前のにぎやかなシーロム通りへ。色々な露店が並んでいてついキョロキョロしちゃうんだけど、歩道の舗装がガタガタなので、ちゃんと下見てないとコケそうになる。両替屋はたくさんあるのに、なぜかみんな人がいないんですよー。どうやら夕食休憩らしい。やっと一軒開いてるとこを見つけて、無事両替終了。元に戻って今度はラマ4世通りを歩き、おなかがすいたので「ジムトンプソンズファーマーズマーケットアンドカフェ」へ。本格的タイ料理は明日以降行くので、とりあえず今日は軽めな感じで。場所はわかりにくいんですけど、青山にでもありそうなオシャレなカフェでしたよ。白人のお客さんばっかり。パスタとかもあったんですが、とりあえずパッタイ(焼きそば)とトムカーガイ(鶏とココナッツのスープ)、ヤムウンセン(春雨サラダ)、すいかジュースを頼みました。

ヤムウンセンは予想通りの味、パッタイは日本で食べるものと違って、しょうゆ味で全く辛くなかったです。トムカーガイは初めて食べたんですが、もっとココナッツが濃厚かと思いきや、凄くさらっとしていて、酸味が強かった。そして何と言ってもすいかジュース!半シャーベット状態でむちゃくちゃおいしかったです。二人でこの量食べて、計1300円くらい。やっすー!屋台とかじゃなく、綺麗なカフェですからねえ。ここ、タイ料理が苦手な人にもお勧めです。ちなみに私はタイ料理大好き、パクチー大好きであります。

食事の後はルンビニ公園の先にある、ナイトバザールへ。想像してたよりずっと広く、もの凄くたくさんの店が出てます。お香とかキャンドルとか、アロマ系のかわいいおみやげが色々あって、会社の人用に一応値切って買う。それでもぼったくられてたかも…。似たような品揃えの店が多い中、一軒なぜか大量のマトリョーシカを置いてる店があって、激しく心揺さぶられたのですが、「タイでマトリョーシカってのもなあ。まだ初日だし…。」と、諦める。結局ブラブラしただけで、ホテルに戻りました。既に夜11時頃でしたが、全然怖くなかったですよ。ただ舗装がガタガタで歩きづらいせいもあって、むちゃくちゃ疲れた。