「スウィングガールズ」
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: DVD
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約二ヶ月ぶりに映画館行ったので、予告編も新しいのが色々と。まず「ハウルの動く城」。見事にキムタクの声だけ、出し惜しみしてました。ふーん、今回は老婆と美少年の恋なんだ。いつも幼女ばっかりで、ロリコンとか言われるからそうしたのかな。キムタクの声は好きだけど、低すぎて絵より随分老けちゃう気がするけど。*そしてまたキムタク登場!の「2046」。あーなんか、つまんなさそう…と思ったら、もつまさんが見事にバッサリ斬ってました。あはは。「笑の大学」は面白そうなんだけど、やっぱ吾郎ちゃんが…。素の吾郎ちゃん自体は好きなのよ?でも演技はどうもダメなんです。あと「いま、会いにゆきます」ね。これ「黄泉がえり」とどう違うんでしょうか…。へー、監督土井D(TBS)なんだ。最近テレビから映画に進出する監督多いですね。しかし真面目にキスシーンとかしてる中村獅童に、激しく違和感。彼の高校時代を演じる浅利陽介君が映った瞬間、場内の女子高生がざわめいていたのですが、もしかして「新選組!」見てるのかな。
*追記:もつまさんの「ハウル」レビューもUPされましたな。意外とイイみたいっすね(「新潮」とかのバッシング記事がアテにならないのは、「新選組!」でも証明済み)。予想通り、今回はバッチリ婦女子ターゲットなんだね。宮崎アニメって「トトロ」しか見たことないんだけど、行ってみよっかなあ。
ってまた前置きが長すぎるんだよ!すいません毎度。えー、結論から言いますと、「思ってたよりイマイチ…」かも。面白くないって事はないんですよ。面白いです。期待しすぎたのかな。私はもっとかっこいい演奏シーンをたくさん見たかったので、その前のあれこれが長すぎた。ウォーターボーイズ大好きだし、話の展開がパターン通りでそのまんまってのは全然構わないんですよ。ただもうちょっとテンポ良くならなかったかなー。なんか最後のコンテストで、カタルシス感じる前に終わっちゃったっていうかね。あとシンクロに比べると、楽器は「自分でやってます!」度が伝わりにくいってのもあるのかな。
でも特に男性には好評らしいとこ見ると、私も男子高校生の話だったらもっと盛り上がってたのかなあ。うーむ。上野樹里ちゃん始め、みんなかわいかったけどね。特に山形弁が良かった。私はずっと方言のないとこで育ってるんで、ある種憧れというか、方言で喋ってるとそれだけで評価上がっちゃうみたいなとこあって。「69」しかり、「わかば」しかり、私は皆うまいなあと思うんだけど、ネットで感想とか読むと、地元の人は「なっちゃいない!」ってよく怒ってるよね。スウィングガールズの山形弁はどうなのかなあ。
黒一点(?)の平岡祐太君、思ってたより全然出番多いんだね。二番手と言ってもいい。瑛太と筒井道隆を足して二で割ったような…。しかし彼はシンバルとピアノしかできなさそうだったのに、どうやってみんなに管楽器を指導したんだろ。そういうツッコミはなしですか。あと吹奏楽部の部長が、高橋一生君だったじゃないですか!高校生役というのも驚くけど、未だかつて見たことない爽やかさだったのでびっくり。定敬様、ハンサムだったのねえ。「ウォーターボーイズ」にも出てた竹中直人、谷啓、田中要次、徳井優、西田尚美とか、最近の邦画には欠かせない大倉孝二、江口のりこ、佐藤二朗、森下能幸辺りの脇役もGOOD。あと白石美帆が良かった!オレンジデイズは何だったんでしょ。
んーいまいちなのは、ガールズ達の横の繋がりというか、友情みたいなのがあまり深く描かれてないせいもあるかな?樹里ちゃんと祐太君が川を挟んでセッションしたり、雪のぶつけ合いしたりするとこは良かったんだけど。もっと女の子達が心を通じ合わせていく課程を、丁寧に見せて欲しかった。最後まであんまり仲良さそうに見えなかったんだよね、あの子達…。