「東京ラブストーリー」再放送 その2

東京ラブストーリー DVD BOX

すいません、最終回録画し忘れてました。ショックです。まあ、なんとなく覚えてるけど…。あー、でもマンガ読み直したいなあ。原作はどんなんだったっけ。持ってたんだけど、引っ越しの時処分しちゃったのよね。とりあえずドラマだけ見た感想だと、やっぱりカンチは最初から、さとみと結ばれるべきだったんだなと。さとみよりリカの方がいい女なのに！とか、そういう問題じゃないんですよ。カンチにはさとみが合ってるんだから。カンチとリカがラブラブだった期間て、もの凄く短くないですか？別れ話とか出てくるずっと前から、カンチの心はさとみしか見てないもん。そもそもリカの方が、邪魔者だったんだよ。カンチがあれだけわかりやすく態度に出してるんだから、リカもさっさと諦めりゃいいのに…と何度思ったことか。

つーかさ、なんでカンチはあんなに責められたり、罪悪感感じたりしなきゃいけないんだろう。そりゃもちろん二股かけるのは良くないんだけど、リカが怒ってるのは、「私達『つき合ってる』のに、他の女に心変わりして許せない！」って事だよね。「つき合ってる」って何なんだろうなあ。セックスしたから？でもそもそも最初に誘ったのもリカの方だしねえ。元々さとみが好きだったカンチにリカが強引に迫って、一瞬なびいたけどやっぱりさとみが好きだった、って事じゃないのかな。

…とまあこれは、さとみサイドから見た意見。このドラマはあくまでもリカが主役で、他の人は全員脇役。リカ視点でしか描かれてないので、ストレートに感情移入しやすいのかな。この手のドラマのアンチテーゼとして作られたのが、「マンハッタンラブストーリー」ではないかと。あれは「三角関係において、視点を変えればどちらが善でどちらが悪かも変わるもの」「ていうか恋愛なんてハタから見たら愚かで笑っちゃうようなもんだよ！」「でも止められないのも人間だよ」ってな話でしたよね。でも視聴率も一桁だったし、未だに「東京ラブストーリーを超えるドラマはない。最近のドラマはつまらない。」と言われたり、韓国ドラマが人気だったりするとこ見ると、結局テレビドラマはわかりやすく、善悪がはっきりしていて、シンプルな話じゃないとダメなんでしょうかね。

あ、でもこのドラマを完全否定するわけではないです。改めて見て、やはり引き込まれて見てしまうし、良くできてると思いました。ただこれは91年にあのキャストでやったのが良かったわけで、今また二匹目のどじょうを狙っても、同じものは作れないと思うんですが。ねえ大多P。