#40「平助の旅立ち」

今回はやけに役者さん達のお顔が綺麗に見えました。以前「ほぼ日」で糸井さんも言ってたけど、瞳がほんとキラキラして見えるのね。ライティングのせい?特に山本耕史君は、斜め横からのアングルだと、「なんて綺麗な眼球…。」(変態っぽいな!)と見惚れてしまいます。

・オープニングのテロップ
ここのところ毎回トメが誰になるのか、密かに気になってるのです。龍馬の出番がない今回、なんと、伊原剛志さんがトメでした。龍馬暗殺後はどうなるんだろう。

・お幸の死
三谷さん、こんなお幸で本当に納得行ってたのかなあ。最期もあっさり流されちゃいましたね。お孝は敗者復活(?)で印象に残るキャラにして欲しい。しかし優香の寝顔はかわいかった。普通こんな下から煽り気味の角度だと、ブサイクに見えそうなのに。そういや以前深雪太夫が局長の腕の中で倒れた時も、かわいいと思ったんだよなあ。つまりこのアングルって、正○位の男目線なのでは…。そうか、正面から見るとイマイチっぽい優香が、なぜかモテる秘密がわかったぞっ!(ほんまかいな)

・かっしー劇場
相変わらず下まぶたのアイラインが気になるの。あと何か悪巧みをしている時、必ず口角をくいっと上げるのがたまりませんね。確かに頭の切れる人なんだけど、永倉さんに「近藤さんと違って、あなたは人を信じず己を信じてないから、しなくてよい策を弄した。」とズバリ指摘されてしまうようなツメの甘さもあって、なかなか母性本能をくすぐります(そんな見方ばっかすんなって?)。追いつめられて自分に刃を当ててしまうとこなんて、「死んでやるぅ〜!」って屋上から飛び降りようとする、金八先生の生徒みたいだったぞ。今回は近藤先生の温情で命びろいしましたが、それも長くはないようで…。ところで公式サイトで三谷さんが甲子太郎について語ってますが、やはり三谷さん、三船の「新選組」見てたんですねー。タニショーはあの田村高廣版甲子太郎をイメージしたと。確かにこないだ見た時、「田村さんとタニショーは雰囲気近いかもなー。」と思ったんですよ。

・「帰れ!」ぴったり決まったね!
佐々木様が挨拶してる時、土方がどうも後ろの方を変な顔で見てるなあと思ったら、捨助がっ!なんか随分偉そうになってるぞー!言葉遣いとかも、大分それらしくなってない?

・「Please go home!」
観柳斎、かっしーにフランス語で対抗しようとするが、あえなく敗退。しかし「ボンジュール」はともかく「コマンタレブー」言いますか。ここ、八嶋さんもだけどタニショーもほとんどコントでした。

・わんこがスパイに
ここんとこの心境の変化から、もしかして一旦はかっしーになびいちゃうのかな?とチラっと思っていたのですが、それはなかったようで。やはり忠犬です。しかしさー、土方は彼をスパイとして潜り込ませるって事、どこまで周りに教えてるんだろ。せいぜい局長までだよね?普通。それなのに、平助の事はあれだけ別れを惜しんでおきながら、わんこの事は誰も気にしてないってのは……あんまりですぅー…。あと「新選組に逆戻りはしない」って念書書かされたのは、何か伏線になりそうですね。

・平助になりたい!!
私の中では今回のクライマックス、平助と総司のシーン。もうもうもう、ごめんなさい!泣くより先に萌えすぎてしまった。「いちいち言葉にしてもらわないと、相手の気持ちがわからないのか。」「何も言わない間柄が一番深いんだ。」「自分の口から言ったのは、平助が初めてだ。」「頑張れ。(手を取る)」ひぃ〜!こんなセリフ言われたい〜(ジタバタジタバタ)!しかも今日の総司、むちゃくちゃ綺麗なんですけど!ちょっとかすれ気味の声もセクシーだわ。久しぶりにニッコリ笑顔も見られたけど、以前のような天真爛漫な笑顔とは違うんですよね。目が潤んでるし、無理に作ってる感じ…。平助に「子供だな。」っていうセリフも、「お前だって子供だろ!」っていうこっちのツッコミまで「寺田屋大騒動」の時と一緒なのに、なんでこんなにせつないんだろう。今まで一人で抱え込んでたものを、平助にはちょっと吐き出せて良かったね。平助もようやく背中を押してもらえた感じだったし。しかし最後の「せめて相討ちに。」って不吉すぎるよ。平助を斬るのは史実じゃ総司じゃないですよね?これは引っかけですよね?

・花嫁の父親か?
平助に「辛かったら、また戻って来い。」と局長。また「甘すぎる」とか言われるのかなあ。でもこの大河の近藤さんは、こういう人なんだ。だからこそみんなに慕われてるんだって、もう最近は違和感とか感じなくなってますね。それにしても局長、ここんとこやけに貫禄ついたよなーと思っていたら、今週はちょっと痩せてたような気がして。で、今日になって撮影がクランクアップしたという記事を読んだら、やはり斬首に向けて、またダイエットしたらしいですね。10kgも落としたとか?じゃああの太り方は、リバウンドじゃなくて役作りだったのか…。でもあまりそういう事繰り返すと、体に悪いよー。

・クランクアップおつかれさま
今回の話には関係ありませんが、昨日で全て撮影が終了したそうで。ほんとに寂しいですね。あー、あと10回もないんだよなあ…。昨日もつくづく思ったのが、ここんとことにかく毎回人がいなくなるじゃないですか。普通のドラマだと、絶対そこで回想シーンが入ると思うんですね。最も効率良く泣かせる手だし。でも「新選組!」では、全くと言っていいほど、回想を使わない。それでも私達の頭の中には、自然と過去のシーンが浮かんで、「ああ、あの時はああだったなあ。」「あんな事もあったのに。」と泣けてきちゃうようなセリフや演出があって、その妥協のなさにはほんと感服します。この分だと、恐らく最終回にも過去のシーンをそのまま延々と流すような回想はないんじゃないかな。その代わり、恐らくあの小道具とかが出てくるんですよね。ああ、想像しただけで泣ける…。