ラストクリスマス #1「秘密の二人」
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/04/20
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ただねー、ちょっとあれもこれもって欲張りすぎじゃない?せっかく古き良き月9テイストなんだから、親の介護なんてTBSみたいな話入れなくていいっつの。キャストも多すぎるよ。田丸麻紀とか坂下千里子は何の為にいるの?んで出てくる人物全てが三角もしくは四角五角六角関係ってのが凄い。ほとんど皆同じ会社だから設定は作りやすいとは言え、各恋愛模様をいちいち描写してるヒマあるのかな。現に森山未來君とMEGUMIがあの後どうなったのか、ほったらかしになってたし。
欲張りと言えば矢田ちゃんの役、元レディースでバツイチで不治の病で死にかけて、そこから一念発起して秘書になって、沢山の男に貢がせてるけど、実は玉木君の事を一途に思ってて、(恐らく)今後は織田ちゃんに惹かれていく…ってなんじゃーそりゃー!はっきり言って、彼女には荷が重いのでは?矢田ちゃん、綺麗だしCMとかで見る分にはいいんですけど、正直演技してるとこを魅力的だと思った事がないんですよね…。この役が上手くハマれば、女優として大きくステップアップできそうなんだけど…どうかなあ…。冒頭のシーンから推測して、矢田ちゃんが死んでしまう…というセカチュー的展開になるのか、それともあれはただの引っかけなのか。
あと気になったのが年齢の事。伊原さんて織田ちゃんと同級生役なんだよね?実年齢は4つも上なんですけど…。いくら若く見えるとは言え、この二人が一回りも年下の女の子を、お互い何の抵抗もなく恋愛対象として見てるってのが、何か変でないかい?後輩の森山君とは更に年齢差があるはずなのに、2、3年違いの先輩後輩、ぐらいにしか見えないし。織田ちゃん英語もペラペラ(設定上)で仕事もできそうなのに、あの年で管理職じゃないのかしら。MTB乗り回したり、パスタにベランダのバジル摘んで入れたり、リアルなオヤジ臭さみたいなものは、一切排除していく方向なのかな。このドラマ、女性より30代の男性に受けるかもしれませんね。夢よもう一度、って感じで。
あ、なんかすごい貶しまくっちゃった?「夫婦。」をあれだけ誉めておきながら、そりゃねーだろって感じですよね。ドラマとしての出来は、客観的に見てこっちの方が上だと思いますよ。でも私は「夫婦。」を見まーす。つまり「塚本高史>織田裕二+玉木宏+森山未來」なのです。すいません。所詮こんなもんです。