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いつも見て下さってる方は耳に（目に？）タコだと思いますが、ここのところ私が最も買ってるディレクターが、「すいか」「彼女が死んじゃった。」「光とともに…」の佐藤東弥さんという方。彼が演出担当のこのドラマは、当然今期イチオシだったのですが、うーん、期待してたほどはなかったかなあ…。コメディ部分がどうにもチグハグというか、うまく噛み合ってない感じ。特に鶴見辰吾と佐藤隆太君と岸谷さんの掛け合いあたりは、本来毎回のお楽しみシーンにならなきゃいけないのに、うすら寒い空気が漂っちゃってました。「人間だもの」「相田みつを？」なんてもろクドカンのパクリだし…。佐藤演出ってあの何とも言えない間がおかしいんだけど、いつもの雰囲気が全然出てなかったんだよね。役者さん達がもっと馴染んでくれば、自然に良くなってくるかな。隆太君、もっと演技頑張ってよー。

男性陣は岸谷さん以外、高田純次やローリーもいまいちピンと来なかったんだけど、女性陣は良かったです。牧瀬里穂は一時期凄く痩せて老けちゃった印象しかなかったんだけども、久しぶりに見たら（NIGOのおかげか？）ちょっとふっくらして、可愛いじゃないですか。演技も気にならなかったし。お母さんの吉田日出子もいい。そして宮沢りえ！ドラマで見るのは本当に久しぶりなんだけども、うまくなったのねー。びっくり。岸谷さんとの掛け合いのシーンを見て、あ、これはイケるかも、もうちょっと見続けてみようって気になりました。まあ、さすがに36歳で中学生の娘がいるってのは、無理があるけどね。某所情報だと、この役って元々鈴木京香がキャスティングされてたのが、急遽代わったらしいです。りえちゃんに代えるなら、子供もせめて小学生にすれば良かったのになあ。あと驚いたのが三浦理恵子。なぜ彼女が37歳の役を？しかもメイクと髪型で、むっちゃブサイク＆老けて見せてたのにはびっくり。そこまでしてやるような役なんだろか。

りえ家と里穂家（って言い方は変か）でコロッケとキャベツの千切りっていう同じメニューを、交互に映すとこなんかは面白かったな。結局離婚の原因はまだ不明なんですよね。岸谷さんの浮気が原因てわけでもないのかな？あとどうしても気になるのが、むちゃくちゃ安っぽいセットなんだけども、これってわざとなのかなあ？私は昔の日テレドラマっぽい！ってちょっと嬉しくなっちゃったんだけど。舞台っぽい感じもしますね。ま、恐らくこれからも大きな事件とか起こる訳じゃないでしょうが、このまったりテイストは嫌いじゃないんで、期待込みでこれからも視聴続行です。結局今期はこれと「夫婦。」だけ（あと「わかば」と「新選組！」）になっちゃうかも。「ラストクリスマス」や「大奥」も評判良さそうなのにすいません。でも「新選組！」がクライマックスなんで、正直それで頭が一杯で、余力が残ってないのです。今年いっぱいはゴメンね。