第三週(#13〜#18)

もう18回もやったのに、なんだか話が全然動いてない気がするんですが、朝ドラなんてこんなもんなのかな。先週結構誉めたけども、今週は「ただひたすら『神戸に行きたい!』の若葉」「ただひたすら『神戸行くな!』の光」「ただひたすら黙ってる詩子」「ただひたすら『ハラ減った』の啓太」「ただひたすら結婚させたがる光恵」「ただひたすら『生きちょるだけでまるもうけ』のおバア」…というのの繰り返しで、少々飽きてまいりました。ようやく詩子がガツンと言ってくれたので、ちょっとだけ溜飲が下がったものの、でもあれでスッキリとは行かないぞお?あの場合、光もちゃんと怒るべきだと思うんだけどなあ。大体何で若葉は、父親との約束のこと、もっと早くみんなに言わなかったんだろう。ま、あんまり突っ込んでもしょうがないのかもしれませんが。

しかし光ってヤバくない?あのまつ毛の濃い美少年ぷりに騙されちゃいけません。いくらNHK朝ドラとは言え、今どきあんな高2男子いるんだろうか。部屋のシーンだと、まず95%机に向かって勉強してますからね。テレビ見たりゲームしたりマンガ読んだり、全くしてない。本棚にあるのは、「風と共に去りぬ」と「女の一生」。一応GFらしき子もいるけど、向こうが勝手に寄って来てるだけっぽいし。離れが二部屋あるのに、一部屋は母親が使って、もう一部屋をカーテンだけで仕切って姉弟で使用、しかも出入り口は弟側にしかないという、年頃なのにプライベートが全くない状況でも、文句ひとつ言わないってのも凄いなー。これは地震のトラウマのせいなのかもしれないけど。

あ、塚本君の事忘れてた。準一も一歩間違えるとストーカーというか、あり得ない男なんだけども、ギリギリの線で「いい人」に見せてますね。斉藤慶子の叔母さんなんかもそうだけど、描きようによっては悪人になっちゃいそうなのに、これが朝ドラマジックなんでしょうか。