「サボテン・ジャーニー」

なんせ、制作発表の時から心待ちにしていたこのドラマ。やはり期待を裏切らない出来でした。とにかく、小林聡美市川実和子田辺誠一のトリオが素晴らしい!絶妙のコンビネーションですよね。特別大事件が起こるわけでもないんだけど、何気ない会話のやりとりが楽しくて。最近つくづく、私ってこの手のドラマが好きだよなあと実感してます。狭い空間の中でのまったりとした会話劇っつうの?一応このドラマは、東京から高知まで移動していたけども、ほとんどは車の中で喋ってるシーンだったもんね。やっぱり舞台見るべきですよねえ。食わず嫌いしてちゃいかんなあ。

その他の出演者も、イボリー(尾美としのり)、酒井若菜金子統昭(「光とともに…」にも出てたよね)、ベンガル由紀さおりと、いい味出しまくり。ナビオは絶対音感とか言いつつ、歌はそれほどうまくなかった気がしたけど、いいのかね…。田辺誠一はこの手の役やらせたら最強ね。ただほんのちょっと私の脳裏に、「これ、堺雅人にやらせてみたいなあ…」という考えがよぎったりもしたんだけどね。そういや女装はいまいち意味がわからんかった。男が一人混じってるっていう生々しさを排除する為の、キャラ設定だったのかなあ。うーむ。こういう広告スタイルって、これからどんどん増えてくんでしょうね。今回みたいな感じなら、全然オッケーじゃないですか?むしろこれを逆手に取って、ドラマの中に大胆にCMを組み込んじゃう、なんてのも見てみたい気もします。クドカンあたり、やってくれないかな。