「笑の大学」

笑の大学 スタンダード・エディション [DVD]

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三谷さんの作品だし見に行かなきゃ、と思いつつ行けなくて、このままだと終わってしまうぞ、と昨日行って来ました。でも感想…うーん…。あんまりないんだよなあ。映画館に見に行く必要なかったかなあ、とか、それ以前に映画にする意味あったのかな?とか思ったり。終わりの方は特に、「このカット必要あるのかなー」とか何回も思ってしまった。やっぱり二人芝居で大画面を持たせるのって、厳しいよね。見る前一番危惧してた吾郎ちゃんの演技は、ややカツゼツが悪いとこもありましたが、全然気にならなかったです。金田一は何だったんだ…(監督も同じなのに)。

同じ「ハプニングで脚本がどんどん変わってしまう」話なら、「ラジオの時間」の方が全然面白かったな。最後に実際この芝居が上演されるシーンがあるのかと思っていたら、エンドロールでチョロっと出ただけだったのも、ちょっと肩すかしだったし。あと三谷さんの「脚本家って大変なんだ(同情してね)」ネタも、まあこれは昔の作品だとは言え、ちょっと多すぎないか?とか思ったり。いや、面白くないわけじゃないんですよ。他のお客さんもかなり笑ったり泣いたりしてたし、充分面白いんだけど、わざわざ映画館まで見に行く作品ではないかなと。ちょっとガッカリして、口直しにハウルが見たくなりました(混んでたので見られなかったけど)。あーすいませんこんな感想で。