#10「幸せを呼ぶ離婚届」

一番大切な人は誰ですか? DVD-BOX

一番大切な人は誰ですか? DVD-BOX

遅くなってすいません。最終回、収まるべきところに収まりましたね。結局これで良かったんだよなあという。東子のセリフにもあったように、一度思い切り修羅場やっちゃえば、スッキリするんだよね。色々あったけど、結果的に皆それぞれ自分の気持ちに整理つける事ができたし。言いたいこと心の中に溜め込んだままだと、ほんと引っ張るからね。

しかしほんと主役の四人は魅力的でした。路留はやっぱり、追いつめられると自分から逃げちゃうタイプ。東子は相手を怒らせて、自分を悪者にしちゃうタイプ。やっぱし東子の方が大人だし、一枚上手なのよね。だからこそ要は、路留を選んだんだろうけど…。でもここは、路留を選んでくれて良かった。これでまた東子に戻ったりしたら、それこそ最低でしょ。

このドラマの評価難しいなー。結構アラも多いんですよね。特に前半の、鶴見辰吾や隆太君のコントと、東子が巻き込まれる事件の数々は、はっきり言って全く余計だった。だったらもっと、路留の両親のエピソードとか欲しかったです。ただ毎回書いてたように、セリフはほんとに良くて。恐らく一定以上の年齢の人にしか響かないだろうけど、ここのところ日テレの大人向けドラマは頑張ってますよ。

キャストだと何と言っても宮沢りえ!映画観ないので久しぶりだったんだけども、こんなにうまくなったんだ!って驚きでした。ショートカットもかわいかったし。もっとドラマ出て欲しいなあ。岸谷さんとのコンビもバッチリだった。牧瀬里穂は「相変わらず演技が下手」と言われてたみたいですけど、私はそんなに気にならなかったなあ。この役を湿っぽい女優さんがやってたら、もっと感じ悪くなっちゃってたと思うし。数年前は「老けたなあ」という印象だったのが、久しぶりに見たらまた若返っててかわいかったし。あとこのドラマの一番の収穫は、小林涼子ちゃんですね。彼女は上手い。今後が楽しみです。