今年見たドラマ総括

気付けば今年もあと僅か!というわけで、今年見たドラマについて、振り返ってみたいと思います。ちょうど1月最初のエントリからブログに変えたので、言わば今あるエントリ全部が、「今年一年の感想」なんですけどね。ドラマサイトの割には、連ドラはあまり見てないなあ、相変わらず。その代わり今年は、割と単発ドラマや再放送なんかは見た気がします。では各作品に、一言ずつコメントを。

<連ドラで全回見たもの>

新選組!
別格なのです。これはまた別エントリでたっぷりと。

エースをねらえ!
ハマりました!レビュー書くの楽しかった。キャストもノリノリだったし、スタッフの原作に対する愛を感じました。ここのコメント欄も盛り上がりましたよね。

白い巨塔
後半に入って俄然面白くなった。ワンクールで終わらせず、半年やったのが大きかったと思う。全ての面で完成度の高い、「巧い」ドラマ。一部でぷるぷるきのこたんブーム。

ちょっと待って、神様
塚本君目当てで見たんですが、思わぬ拾い物。最近NHKのドラマは評価高いですよね。宮崎あおいちゃん、通好みの小品ばかりでなく、十代のうちにもっとメジャーな作品に出ておいた方がいいように思うけどなあ。

オレンジデイズ
意外にも(?)前半は良くて、うっかり北川悦吏子を見直しかけたんですが、やはり中盤からはいつものパターンに陥ってしまいました。苦手だった柴咲コウがかわいくて、主役の二人の話は良かったのに。この人は群像劇書くのに向いてないと思う。

「彼女が死んじゃった。」
視聴率はどん底だったけど、一部で熱狂的な支持を受けたドラマ。妙な間がクセになる感じ。劇中音楽も好きでした。回によって出来にバラつきがありすぎたのが惜しい。木村佳乃がエロくて良かった。

砂の器
初回とラスト二話だけ見ればかなりの傑作だったと思います。逃走シーンの映像は本当に綺麗だったし、父子の再会シーンは号泣でした。しかし10回に話を延ばすのは無理があったかも。

光とともに…自閉症児を抱えて〜」
子供・難病系の話って本来苦手なんですが、小林聡美佐藤東弥という「すいか」コンビにつられて視聴、結果大正解でした。自閉症について随分勉強にもなりました。篠原涼子が熱演、あと井川遙武田真治を見直したドラマでもありました。

世界の中心で、愛をさけぶ
企画自体は死ぬほど安易なのに、作り手が「なにくそ!」と踏ん張って、もしかしたら映画以上に出来が良かったのでは。主演の二人の入り込み具合も心打たれたし、脇の友人や大人達も皆素晴らしかった。

人間の証明
あと一歩、って感じかなあ。後半尻上がりに面白くはなってったんですけどね。竹野内君は格好良かった。松坂慶子の女優っぷり、風間&國村のオヤジコンビも楽しかったです。

「夫婦。」
塚本君の為に最後まで見てしまいました。最初は結構いいかな?と思ったんですけどねえ。やっぱりこの人の脚本は、私には合わないみたい。

一番大切な人は誰ですか?
派手さは全くないけど、じわじわ効いてくる大人向けドラマ。宮沢りえがこれほど巧くなってるとは、驚きでした。セリフのひとつひとつが完成度高かった。

<連ドラで途中リタイアしたもの>

ファイアーボーイズめ組の大吾
とにかく脚本が酷すぎ。原作は面白いらしいのにね。

ホームドラマ!
岡田恵和さん、昔は好きだったのになあ。最近はことごとくハマれません。

ウォーターボーイズ2
まさかのリタイア。前作あんなに好きだったのに…。ハイテンションな芝居って難しいんだなと痛感。

「プライド」
愛し君へ
東京湾景
ラストクリスマス
結局月9は、全て第一回だけ見てリタイアでした。やはり大多Pとはことごとく合わないようで…。

仔犬のワルツ
途中までは面白がって見てたんですけど、なんか飽きちゃいました。狙いすぎ。

「逃亡者」
新選組にハマりすぎて、続けて見るのがしんどくてリタイア。

わかば
ある意味予定通り、塚本君の出番終了(ほんとはまだ出てたけど)と共にリタイアです。

<単発ドラマ>

ブラックジャックによろしくSP 涙のがん病棟編」
来年辺り、また連ドラでやりそうな予感。

砦なき者
試写会にも行きました。妻夫木君のドラマで一番好きかも。また悪役やって欲しい。

24 -TWENTY FOUR- ?・?」
短期集中でがーっと見られたのが良かったのかも。サードシーズンも楽しみにしてます。

「ディビジョン1 RUNNER'S HIGH」
塚本君の濡れ場だけしか記憶にない。

「四谷くんと大塚くん」
ネタ満載で面白かった。

「一番大切なデート 東京の空・上海の夢」
磯Pらしからぬ普通すぎるドラマ。

八つ墓村
藤原竜也君がハマってました。

「サボテン・ジャーニー」
小林聡美にハズレなし。「一番大切なデート」といい、この形式のドラマは今後も増えるかも。

「弟」
ネタドラマのつもりで見たら、普通に楽しんでしまった。テレ朝は調子いいですね。

「X'smap〜虎とライオンと五人の男」
ファンタジックで楽しかった。よくよく考えると、SMAPの役の割り振りが絶妙ですね。

<再放送>

赤い衝撃
こいつはハマった〜!モモトモコンビも良かったけど、やはり中条静夫でしょう。「俺のかわいいウサギ」。

カバチタレ!
ランチの女王
同時に再放送してたので、まとめて楽しんでました。「カバチタレ!」はやはり傑作。

マンハッタンラブストーリー
DVDも持ってるくせに、なぜか毎晩深夜にリアルタイム視聴。

東京ラブストーリー
ビールのCMで、「リカのテーマ」に反応してしまう今日この頃。

「眠れる森」
これも傑作ですね。野沢尚さんは本当に惜しい事をしました。残念でなりません。


こんな感じかな。今年最も印象に残った役者さん、と考えてみたら、なぜだか「三浦友和」が頭に浮かびました。「赤い衝撃」の頃は大根だなんだって言われてたのに、「セカチュー」といい「弟」といい、凄くいい味出してて、この人ってこんなに演技派だったんだーって。真面目っぽい役が多いけど、本人は結構お茶目なんだよね。

来年は、クドカンと内舘牧子のドラマを切望します!クドカンは映画や単発物より、連ドラで見たいんですよ。「木更津キャッツアイ」や「マンハッタンラブストーリー」のように、「連ドラ」という形を逆手に取ったような、連ドラでなければできない作品をまた作って欲しい。そして内舘先生、大学院はいつ卒業されるんでしょうか。そろそろ中毒症状が出かかってますよ。よろしくお願いします!