「どんとこい新選組!−隊士座談会−」

いやー焦りました!外出してたんで、ニュースの5分延長に対応できなくて。でも一応PCとスゴ録と両方で録画しておいて、スゴ録の方は13:00まで入ってたので、ギリギリセーフでした。またもやNHKに抗議殺到、かも。それはさておき、ほんっっっと楽しかったですねえ!ちょっと興奮しすぎて他の事が考えられず、壬生義士伝もベストテンも、録画しておいて後日見る事にしました。さすがにこないだのように全部書き起こすのは無理ですが、順を追ってグダグダと語っていきます。ってかえって長くなっちゃうかな。(人名は役名と本名がごっちゃになってますが、ご了承を。)

・先日と違うバージョンのオープニング
「うわー足が震えてる!」「もう一回いいですか!(ピース)」「ダメだ俺、だってできないもん〜。」藤原君かわいすぎる〜!正直、大河見る前はどっちかというと苦手だったのよ。あなたにこんなに萌えるようになるとは、予想もつかなかったわ。ってそんなこと思ってる間に、何ですかあの衝撃映像は!ま、ぐっさん&太郎は普通にギャグとして、局長と副長はシャレにならんよ…。そして源さんと山南さんまで!意外と源さんがノリノリ、そして困惑してるような表情の堺さんに爆笑。

・源さんの想い出に残ったシーン
婚礼の回で、まんじゅうの早食いなど、「これ大河ドラマでいいの?」っていう、牧歌的シーンがあって、後半の悲しい流れが生きたなと源さん。

・山南さんの想い出に残ったシーン
4話の登場シーン。それぞれの登場シーンと死ぬシーンは印象に残ったと。

左之助の…以下同文
一番最初のセリフ、「なんか食うもんねえのか!」。しかしカットされていた…。これって1話の冒頭、架空の討ち入りシーンの事ですよね。目立つシーンでおいしかったのに!と言ってましたが、確かスポットCMでもスタパでも、「大勢の若手俳優の中で、いかに埋もれずに目立つかと考えた。」としきりに語ってましたね。

・ぐっさんの一番好きなセリフ
「おまえしぬで」ってそれオウムですから!喋るぐっさんの前を遮って、副長に透明なお茶(別名・酒)を注ぐ左之助。せっかくモノマネしたのに、「声は加工しますから」って意味ないじゃん!という話は、スタパでもしてましたね。

・源さん、頸椎炎になる
これは総集編の時にも出た話。思うに源さんほとんど喋ってないんで、これぐらいしか使うとこなかったのかも。でも堺さんや藤原君が、気使ってちゃんと話振ってあげてたよね。

壬生義士伝で沖田をやった堺さんから見た、藤原君の沖田は?
おっと、いきなり左之助が話を振りましたよ。この人、全体的に色々助け船出したり、ツッコミ入れたりしてくれてたよね。やはり根は気遣いの人なんだろうな。で、それを聞かれた堺さん、いきなり難しい顔(の芝居)で沈黙、そして舌打ち!面白いなあ、もう。藤原君があまりに心配そうな顔で見てるから、いじめたくなったんだろね。仲良いらしいし、この二人。で、ちゃんとその後、「今は沖田と言えば藤原君の顔しか思い浮かばないですよ。」「血の吐き方、咳の出し方(も良かった)。」とフォロー。しかしぐっさんに、「実際に血を吐こうと、前の晩からずっと飲み明かして。」と飲んべえっぷりを突っ込まれる藤原君であった。

・三谷さんのあて書きの話
これも総集編とダブリ分。でも微妙〜に違ったりするんですよね、カットの仕方とか。スタッフの方、本当にご苦労様です。てかぐっさん、「鈴木京香さん、お梅さんでしたっけ?」って!ほんとオンエア見てないんだなあ。

佐藤浩市から連絡が!の話
またもやダブリ分。新たに入った部分で、局長が「(副長の)留守電聞かせてもらったら」と言っていたのを、聞き逃しませんでしたよ私は。自分の留守電聞かせるって、どれだけ仲良しなんじゃ。

・「友の死」を焼肉屋で、副長、山南、沖田、山崎、三谷というメンツで見た話
ぐっさんの「切腹のシーン見ながらよく焼肉食えますよね!」というツッコミがナイス。実際はみんな泣きながら見てたらしいけど。

・セットが凄い!話
これはスタッフ嬉しかっただろうね。池田屋の話から、堺さんが藤原君に「血を吐くとこ、凄く良かったじゃないですかー。」と言って、なんと忌まわしきあじさいCGが!ぐはは。「色んな人の死に様が良かった」という堺さん、出てくる名前が鴨、お梅さん、又三郎、新見錦と、自分より前に死んだ人ばかりだね。視聴者としてその後の死も見てるんだろうけど、やっぱり山南さんなんだなあと。

・お待たせしました!お梅さんの話
総集編で一番ツボだったとこですな。そしたらなんとチョコの話の続きが流れて、自慢する総司を薄笑い浮かべてじっと見つめてた副長が、「それで本当に、鈴木京香さんに、お前アタックしろよって僕言ったんですよ。」と爆弾発言!顔真っ赤にして「何て事言ってんですか!ほんとに。」と身もだえる藤原君がかわいすぎる〜!そういやスタパなんかでも、「好きなタイプは着物の似合う、日本美人て感じの人」とか言ってたよね。あれは京香姉さんへのアピールだったのか。「もう、なんか、ちょっと無理ですとか言ってるから、だったらお前男じゃないよって。…まあいいや。」あははは!ほんと土方そのものだ。んで、局長にバシっと頭をはたかれる副長なのでした。いやいや、ほんとこの辺の連携プレーもお見事。さっきの焼肉話といい、チョコの話といい、香取、ヤマコー、藤原、堺辺りは共通認識としてもう知ってる話で、それをぐっさんと太郎に教えてあげてるって感じでしたね。

・三谷さん、マイク片手に登場
ボディタッチしながらじっと見つめて、「僕の司会っぷりはどうですか?」と聞く藤原君。この子ったら…。三谷さんにはあっさり「全然ダメだね。」と言われてたけど。

・三谷さんの好きな隊士は?
局長が質問。というか、三谷さんが出てきたら急にたくさん質問し始めたね、局長ってば。答えは山崎や島田のように、黙々と仕事をする人。局長、「僕らも(と副長を見る)、山崎や島田は絶対離れないだろうなってよく話してました。」と。

・では近藤、土方、沖田の中で選ぶと?
凄い質問するなあ。三谷さん、香取、山本、藤原で一番嫌いなのは山本でしょ、と一回オトす。まあこれは、山本君とは一番気を遣わなくていい間柄って事でしょう。その後「参謀タイプだから土方が好き。」と言ってることですし。藤原君が副長を指さして、二回も「ぴったりでしたね。」と言ってたよ。

・三谷さんの好きな回
「友の死」と「寺田屋大騒動」の落差が好き。堺さんも「僕の中では二つセットなんですよ。」と。「あそこでどーんと沈んじゃって、これからどうしようって感じだったから、(寺田屋で)一回リセットだったんでしょうね。」と局長。最初の頃はただ「暗記したセリフをそのまま言ってる」状態だった慎吾ちゃんが、最終的には本当に三谷さんの脚本を理解して、新選組について語るのが楽しくてしょうがない、という状態にまで成長したってのが、凄く感じられた座談会でしたねえ(ぐっさんと対比すると良くわかる)。

・堺さんの筋トレ話
これはトークショーとかで語ってたんでしたっけ。またぐっさんが、「初めて聞いた!」てな驚き方してましたね。つーか共演者より裏事情に詳しい視聴者(私とアナタの事です)ってどうなの!

・他の役をやるとしたら?
源さんは、斎藤一。おおーっと声が上がる。左之助は「セリフが少ないからいい」なんて言ってますけど。堺さんは、土佐の武智半平太とか、またマニアックな事を…。三谷さんから「芹沢鴨」という提案が出て、「僕がですか?」と素でびっくりしてる堺さん。左之助は、「芹沢鴨か、坂本龍馬。」豪快系ですな。ぐっさんは近藤勇。多分この大河の新選組しか知らないから、単純に「主役」という事なんでしょうな。そして局長、副長はこないだ流れた通り、左之助でした。

・総まとめ・ぐっさん
新選組に関して全く知らなかった、書物も読まなかったので、台本だけが僕の新選組ですと。そこで藤原君が、「大河がなかったら、ぐっさんと知り合える機会がなかった」と発言、ぐっさんも「人との出会いは大きい」と言ってました。

・三谷さん「沖田は一番感情のブレが大きい、一番色んな経験をした。」
「竜也君は僕が書いた何倍もの沖田を作ってくれるから、逆に凄いプレッシャーだった。」「他のみんなには申し訳ないんだけど、沖田のセリフ書くときは緊張した、一番力が入った。」とこの上ない賛辞。とても神妙な顔で聞き入ってる藤原君。で、三谷さんが「一番楽だったのは左之助。」とオトす。

山本耕史のこの一年
「はっきり言って、自分の芝居とかは二の次だった」と爆弾発言。「どうこの人(慎吾)を、この現場で楽にいさせてあげるか、楽しい現場にさせてあげるかっていう事でいっぱいだった。」うはー、出たよ、熱いお言葉。「土方が新選組!を引っ張ってったって言っても、過言じゃないですよね。」という藤原君の発言に、悪気がないのはわかるけど、ありゃ、ちょっと慎吾ちゃんに失礼かも?と思ったら、堺さんが「山本耕史一人でもだめだったろうし、二人がいないとその力が生まれなかった。」と、うまくフォロー。流石です。

・冷やかされる二人
三谷さんが「一緒に暮らせば?」と言えば、左之助も「結婚したら?」と突っ込む。この時まんざらでもない、みたいな顔の副長に注目。しかし局長は、「暮らすというか…基本的にウザいんですよ。」と敢えなく却下。三谷さん、更に「土方は近藤に恋をし、山本耕史香取慎吾に恋をして、破れた。」って、凄い事言ってます。つーか少しは否定しなさい、君ら。

・局長のまとめ
これもこの間とほぼ同じかな。ちょっとカットされてたけど。あの時は短すぎて、ウルウル目は酔ってるのかな?と思ったんだけど、こうして見ると、やっぱり泣いてるんですね。「愛してますみんな。もう大好きです。」という言葉は、本気だね。

ほんと満喫しました。ありがとうNHK!でもまだまだ見たい!1分でも多く見たい!というわけで、もちろんDVDは購入予定です。できるだけ長く収録してもらえるよう、お願いメールしとかなきゃ。


<追記>
延長で切れた残り5分の書き起こしが某所にありましたので、載せておきます。

耕史「僕にとって一番おっきいのは、お芝居ってのは二の次だったんですよ。言っちゃ悪いけど。お芝居でこうしようああしよう、この角度でこうしようってのは二の次で、どうこの(香取の背中にバシッと手を当てる)人をこの現場で楽にいさせてあげるか、楽しい、いい現場にさせてあげるかっていうことでもう一杯で(香取僅かに微笑む) どのシーンが良かったとか視聴者としてはあるけど・・・まぁ本当に皆との距離がもしあったとしたら、 俺っていうものでその距離が縮まったらいいなってぐらいに思ってた1年。」
藤原「耕史君が新選組!を引っ張ったって過言ではないですね、1年間。」(耕史無言)
太郎「プライベートでも演じている場面でも副長だったね。」
堺「僕はでもね、山本耕史香取慎吾に見せる熱に引き寄せられたとこは凄くあったよね。だから山本耕史一人でもダメだし、山本耕史香取慎吾の二人がいないとそれは生まれなかったんだと思います。うーん。(耕史何度も頷く)何か凄くいい仕事してたもん。」
三谷「二人は一緒に暮らせばどう?」(耕史は笑うが香取は言ってることが呑み込めないのか反応なし)
太郎「結婚したら?」(耕史笑う。香取ようやく目を丸くして三谷を見返す)
藤原「どうですか香取さん。」(耕史香取を凝視)
香取「暮らすって・・・というか、基本的にウザイんですよね。」(一同笑い)
山口「どーも熱意が伝わらないね、副長の熱意が」 (香取は否定するように首を振る)
太郎「これが恋ってやつだよね。」(太郎を見て耕史笑う)
三谷「土方は近藤に恋をしてたし、山本耕史香取慎吾に恋をし、そして破れていった。」
藤原「破れていったっていうか・・・耕史君の熱意というのは尊敬に価します。」

        • 後の香取のコメントは総集編とほぼ同じ。