三谷さんのコラムとTV Bros.

本当はドラマの感想アップしようと思ってたんですけど、とりあえずこっちを先に。今日の朝日新聞夕刊「三谷幸喜のありふれた生活」は、「新選組!」忘年会の話。源さんがスタパに出た前日の話ですね。スマステ時に珍しく局長が「飲みに行こう」と誘ったのに、皆翌日仕事があって断られた(この辺の話はスマステのサイトに載ってました)とこから始まり、

「トシ(山本耕史のことです)がいないとやっぱりダメだ」と肩を落とす局長。
その話を後で聞いて俄然やる気を出したのが、副長山本耕史だ。

なんと、近藤、土方、沖田、山南、伊東、平助、尾関、鍬次郎、つね、深雪太夫、明里、おまさ、鴨、斎藤、そして若手スタッフ、というメンバーが集まったそう。源さんはスタパでは、局長、副長、平助、尾関、鍬次郎、つね、深雪太夫、おまさ、しか言ってなかったぞ。沖田、山南、伊東辺りは一次会で帰ったのかな。鴨は翌日人間ドックだったのに駆けつけたそう。あとこういう場にはいつも不在だった(?)オダジョは、なぜかとび職姿だったそうです。まあ、彼のファッションに関しては誰もつっこめないって事で…。二次会では局長、深雪太夫、つねさん達はポータブルゲームに夢中。三谷さんは副長、明里、おまさちゃんとダーツゲームをして、見事最下位だったそうです。

やはり夜遊びは向いていない。
「三谷さんも、もっと遊んだ方がいいですよ」と山本耕史。「もう四十三だよ」「関係ないですよ、これからです」
遊び人の彼は何かと僕を悪い道に誘い込もうとする。

局長と副長が別々に遊んでるってのが意外だけど、みんながいる前ではそんなにベタベタしないんでしょうかね?三谷さん、耕史君の事相当かわいがってるなあってのが、言葉の端々に感じられますね。しかしダーツバーぐらいで「悪い道」って。

…と、こんな楽しい話題の次に何なんですが、今日発売のTV Bros.を立ち読みして、まだむかついてるんですよ、実は。毎クール恒例の「これでいいのか!最終回」っていう、連ドラの総評なんですけど。ブロスって他のTV誌とは違って、結構ちゃんとツッコミ入れてくれるのが昔は好きだったんですけど、数年前からどうも微妙なズレを感じていて。ちゃんとドラマを見ないで書いてるなってのが、バレバレなんですよね。愛のないツッコミって、読んでて不快なだけでしょう。その後三谷さんの「大河な日日」に載ってる、「コンビニで、思い出し怒り」というコラムで書かれてる雑誌がブロスだと知って、「ああ〜。なるほどね。」と完全に見限りました。

確かにね、名前は出さなくとも、朝日新聞連載のコラムであそこまで書かれたら、相当なダメージは受けたと思いますよ。某漫画家の時といい、三谷さんのこういうやり方って結構えげつないなあとは思う。だからってさ、誌上で「ドラマ批評」という形を借りて、私怨をはらさなくても。他の連ドラは貶すにしても皆冗談ぽく書いてるのに(それも結構的はずれなんだけどね)、「新選組!」だけ異様に文章がマジで、怖いのなんの。なんでもあれ以来、ブロスではオダジョの連載コラムでさえ、一切「新選組!」の話題は載せなかったらしいじゃないですか。あんなに小劇団好きなのにねえ。最後にドカンと言い返してやるぞと、一年間、タメにタメてたんでしょうねえ。

別に何もかも貶してるわけではなく、一部の役者は良かったとか誉めてるし、要は「三谷脚本と新選組は合わなかった」という事が言いたいらしくて、それは一つの意見だから、全然構わないんです。ただね、「主役が糞。」って書き方はどうなの?2chの書き込みじゃないんだよ。仮にもTV誌のライターが、それはないんじゃないの?と。「ブロス読者はサブカル好きだから、小劇団の役者を持ち上げて、ジャニーズは貶しておけば受ける」とでも思ってるんでしょうか。去年の「ブロスが選ぶ好きな男」(参照)といい、なんでこんな気持ち悪い雑誌になっちゃったんだろう。