#1「運命の子」

元々歴史が大嫌いで、大河ドラマを真面目に見た事なんてなかった私。「新選組!」の時何度も書きましたが、あれを見続けられたのは、「三谷さんの脚本である」というのが大前提だったのです。異端だからこそ、楽しめたんです。なのでこの「義経」がどんなに優れた作品になろうとも、「大河ドラマ」の範疇に収まる傑作である限り、去年のようなハマり方をするという事はあり得ないわけで。レビューを毎週書くと決めてしまうと、義務感に駆られて…という感じになってしまうので、とりあえず感想は保留。一応見られる時は見るつもりなので、どうしても書きたくなったら、その時再開しますね。(2/14追記:再開しました)

で、肝心な感想なんですが、やはりどうしても「新選組!」と比べてしまう…。冒頭の一ノ谷のシーン、凄い空撮でしたねえ。「大河は序盤はロケが多いものだ」と言っても、去年はせいぜい街を歩いたり、黒船を見に行ったくらいなんですが…。衣装もセットも幕末と違って、豪華絢爛だしなあ。おっといけない、つい愚痴っぽくなってしまう。とりあえず序盤は、渡清盛と稲森常盤、松坂時子あたりが中心ですかね。稲森いずみは、30過ぎてからぐっといい女になったなあ。かつらも見事で、サイドの髪をゆるーく後ろに持っていって結んでいる、あの肩の辺りの曲線が凄く綺麗でした。

あと何と言っても、子役が皆素晴らしい!頼朝役の子は、渡さん始め大御所を前に長ゼリフも堂々とこなしてて、大物の片鱗アリですな。そして牛若はもう、久々にこんなかわいい赤ちゃん見た!ってぐらい。制作側も充分それをわかってるのか、やたらアップになってましたもんね、あの子。でも「五年後」で神木君が出てきた時にはコケましたよ!いくらなんでも5歳はないでしょー!まあ確かに11歳の割には、かなり体小さいよね。なんか男の子版安達祐実って感じで、成長したら不気味なとっちゃん坊やになってしまうのでは?という危惧が…。

タッキーはまだ本格的には出てきてないので、何とも。ただ既に色んなブログ等で指摘されてますが、公式サイトのトップに写真が出てるのには驚愕!ジャニーズもついにネット解禁か?でも「登場人物」のところは、シルエットだけなんだよなあ。