#2「美しいオスと新しい恋」

先週はどうしたもんだか…と途方に暮れかけましたが、今週は単に私が慣れたのか、スタッフや出演者が慣れたのか、大分こなれて見やすくなりました。うん、これ好きです私。先週あんなに文句言った竹内さんも、大丈夫でした。というかやっぱしキャラ設定の問題なのかな。彼女っていかにも日本人の男が好きそうな地味さで、どう考えても派手な南原教授やイタリア人の目を引くタイプではない気がするのに、相変わらず一人で異様にモテてるのは解せないけども。

とりあえず今回良かったシーン、その1。ムシオの寝顔に見とれる仁子。ごめん、これも先週散々ぶーたれたけど、黄川田君寝顔はかわいかったわ、確かに。それは認める。その2。メダカの前で、キスしそうになるムシオと仁子、その心の声。これ、「きみはペット」の蓮實さんとスミレみたいだったー!この辺の二人のやりとりがかわいくって、そうそう、これこそ大森美香よ!って。少女漫画チックで好き、こういうの。やっぱしいくら沢山の男にモテモテの役でも、「ランチの女王」のなつみみたいにリアクションが全くないと、こっちも感情移入できないのよね。誘われて「やったぁ!」って心の中でガッツポーズ取ったり、手繋がれてニヤケたり、女の子側のドキドキ感が多少間抜けな位(←これ重要)表現されてる方が、共感できる。

あと相変わらずお気に入りなのは、教授のシーン全般ね。ムシオに対抗意識燃やして、若ぶってジーンズ履いてみる教授(って35なのに…)がカワイイ。しかもベストジーニストって笑ったわ。内野さんかなりおちょくられてませんか?大丈夫ですか?あと講演でのロラン教授とのすったもんだね。舞台上でドタバタやってる内野さん、まるで吉本新喜劇のようでした。そして一番ウケたのが、仁子のメールをしっかり読んでて、「俺はいつでも君の傍にいる。お尻に湿疹が出来たときでも。」としれっと言ったとこ。やっぱ真面目な顔でふざけた事言うのが最高ですね。「ジーン、仁子、チンコ!」といい。今回はまだ2002年のシーンだったと思うんですが、やっぱり携帯は昔の機種だったのかな?私詳しくないので、あまりわからなかったんだけど。

劇中のアニメとか「今日のおさらい」とか、エンディングの役名の後ろのカッコが毎回変わるのとか、そういうとこが鼻につく人もいるかもしれないけど、私はみんな好き。ただなー、どうしても惜しいのは、小林聡美もたいまさこの使い方。それにオダジョは次はいつ出るんですか?予告にも映ってなかったんで、かなり不安なんですけど…。いっそのこと、黄川田君の役がオダジョでも良かったのになあ(まだ言ってる)。あと未だに謎なのが、時間設定がやたら飛び飛びになってるのと(来週はまた何ヶ月か先みたいだし)、諫早湾の環境問題。これが後々どうやって絡んでくるのか、なんだか大風呂敷広げすぎてないかい?とちと不安なんですよね。でもまあ、初回に比べて随分持ち直したんで、今後に期待です。