#9「微妙な四角形」

今週はキャストのバランスが凄く良かったなー。研究室の面々や、オダジョや小林聡美、最初からこれぐらいの割合で出ていてくれれば…。そればっかり言ってますけどね。前半の仁子の彼氏、岡田君で良かったじゃん。で、別れるまで二話くらいで終わらせちゃって、先週に繋げて。このドラマ、ワンクールは長かったね。あと二話もいらないから来週最終回で充分だし、五話くらいがちょうど良かったのかも。なんか最近そういうの多いなあ。十回で作るドラマっていうのも、そろそろネタ切れなんじゃないでしょうかね。もうちょっと柔軟に、短いのや長いのや作ってもいいのに。

ってすっかり話がそれちゃいましたが、とりあえず仁子が勝田になびかなかったのはヨシ。これでまたフラフラされたら、堪忍袋の緒が切れちゃいますよ。でもさあ、どう考えても教授の事好きなんだから、いい加減素直になったらどうなの?いくらなんでも教授がかわいそうすぎる…。あれはSMプレイなんですか?というか教授もあそこまでつれなくされておきながら、もの凄い忍耐強いですよね。どこがそんなにいいんだか…。いや、私あんなにモテモテになった事がないもんだから、たった一回の浮気くらいで、あそこまで高飛車に、何年もネチネチと責め続ける心理が理解できないのですよ。仁子の教授に対する言動って、「完全に自分が優位」と思ってなきゃ、絶対できないでしょ?まあ教授の方も、「仁子は俺がいなきゃダメなんだ」とか、勝手に思ってそうだけどね。

環境問題の方は、結局教授は干潟の件で本意じゃないレポートを出されてしまい、今でも後悔していると。それを知った勝田や仁子は教授を見直すと。最終的にはそういう無難な話に落ち着くのはわかりきっているので、あと二週もあると思うとキツいですね。なんか予告ではとんでもない事になってましたけど、あまり無理矢理事件を起こさないで欲しい…。まったりしたまま終わってもいいじゃないですか。ストーリーの流れはダメダメでも、個々の会話部分は面白いんだから、それを殺さないで欲しいです。