#2「憐れみの愛撫」

うわ、あのオープニングって毎回あるの?無駄に時間取られるし、次からはカットでいいのでは。で、今回は前半がかなりかったるかった。内館先生の説明セリフはいつもの事だけど、ベッドで横たわりながらだと、あまりにも動きがないし、長すぎて退屈。しかも千夏と白川が惹かれ合った理由、結局よくわかんなかったのって私だけ?千夏がいつもの内館ドラマと違って、全然被虐キャラじゃないから、ちょっとまだとまどってます。今のところ唯一の弱味が母親なんだけど、どうも飯島さんの演技が、ただ単純な「怒り」しか感じられないんだよね。怒鳴るとことか、怖すぎるの。毎日一緒に暮らして、仕事上のパートナーでもある実の母親でしょ、もっと「哀れみ」とか「うざい」とか「労り」とか「甘え」とか、色んな感情が混じってるはずなのに。目玉のはずだったベッドシーンも、全然大したことないじゃん!永作ちゃんや紀香はもっと体張ってたぞー。内館ドラマは女優を選ばず、って思ってたけど、これが松下由樹だったら…などとちらっと考えてしまったり。

そういえば、白川が千夏の父親を自殺に追い込んだセリフで、「そんな事言っちゃ悪いですよ」ってのが出てきて、これって弘子が杏梨に言われたのと同じだよね?「憐れみの愛撫」、つまり、相手は慰めてるつもりなのに、かえってプライドを傷つけられるっていうのが、このドラマのテーマなのかな。千夏も耕平に、「バカにして!」って怒ってたしね。お母さんが白川との関係知った時も、娘にバカにされたと思ってショック受けるんだろうなあ。つーかあのお母さん、早く病院連れてった方がいいんじゃ…。毎日毎日あんな状態なのに、千夏はよく普通に接してられるなあ。まあそれは弘子の周りの涼野家の人々にも言えるんですが。期待が大きすぎたのか、まだいまいちハマり切れてない気がするんですけど、とりあえず小ネタは色々面白いです。今回のつっこみ所は、

・白川に子供の頃から教えてたって、千夏の父親って一体いくつだったの?
・ダブルNAOかい!
・暗すぎる料亭の部屋
・密会に友達の店を使うってのは、耕平と同じだね。
・笛を吹く網浜直子(あれ、何の意味が?)
・不倫相手の名前を、咄嗟に「黒川」と言う千夏
・あんなコートのシミを、「土?」と当てる母ちゃん、凄い勘。
・毎週加賀野菜を握りつぶす母ちゃん
・耕平が部屋を出た瞬間、速攻で封筒を見る弘子。まだそこにいるって!
・実は弘子より怖い?アコちゃんの毒舌。
・天然なのか、天然を装ってるのかわからん杏梨。
・孫がいると嘘をつき、100円ショップでおもちゃを買い占める母親。この辺、私的には「アイタタ」と感じても良さそうなシーンなんですが、あまりにも智恵子がぶっとびすぎていて、痛くもなんともなかったです。
・買い物に行くのに、パーティーみたいな格好してる杏梨。
・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 鉢合わせ!耕平あの店はまずいでしょ。
・また変なBGMが。完全に狙ってますね。

って結構いっぱいあるじゃん!なんだかんだ言って楽しんではいます、ええ。