#2「饅頭怖い」の回 その2

その1がさっくりしすぎだったので、また補足です。毎回しつこくてすいません。今回のお題「饅頭怖い」は、そもそも嫌われ者の男が、悪知恵を働かせてみんなを一杯食わす、みたいな話ですよね。私はなぜかお坊さんの話だと思ってたんですけど、「一休さん」で見たような気が…。その「嫌いが好き」っていうのが、このドラマだと「嫌いと好きは表裏一体」みたいな意味になってて、どん太も嫌われれば嫌われるほど燃えるし、結局そういう自分の芸風も好きなんだよね。嫌われてるって事は人気がある証拠ってのもわかるし。あと親分の「ハップニングや!」も、一応「メンツのために」言ってるだけで、本心から痛めつけようと思ってるわけじゃないっていう。結局悪人は誰もいないの。クドカンのこういうとこが好き。

さて、細かい小ネタチェック行きましょうか。漏れがあるかもしれませんが。

・どん太の出囃は「どんぐりころころ」なんですねー。「シーラE!」ってまた80年代ネタ。
・最近は巨人の監督が誰かすら知らない私ですが、「巨人の河埜」だと、ちゃんと漢字までわかるよ…。クドカンの野球ネタはいつも古すぎ。
・赤ちゃん誕生に湧く谷中家で、一人落ち込んでるさえちゃん最高!!たったワンシーンだけど、今回のMVPをあげたいくらいだ。
・弟子の名前を一人ずつ呼んで、最後に「お前何だっけ?」「うどんです。」「うどんだってよ、バカだねえ!」っていうのはお約束。
・「出川抜いたよ〜。」
・どん太の部屋、ハンガーにいっぱいオーバーオールが掛けてあるの。あと色とりどりのアフロのヅラも、たくさん並べてあった。
モーツァルトまで行って、太郎で落ち着いた命名
・「小太りのウッディアレン」昇太さんへのキャッチフレーズも、もしや毎週増えていくのか?
・「なんでおめーらやんねーの?女と酒飲んで食事したら、他にやることないだろ?」虎ちゃん、かっこいい…。
・どん太、キルティングの巾着持ってるし。マー坊かよ!
・「うちの姉ちゃん、微妙じゃないっすか。」これが噂のしずかちゃんか。
・「ハップニングや。」「ちっちぇえ…。」
・「股下80センチ以上の女」にこだわるどん太。
・師匠の「饅頭怖い」再現ドラマ。どん吉のメガネでかすぎ。うどんのちょんまげは突っ立てるし、どん太の髪はパーマかかってるし、いちいち凝ってます。
・今回は師匠の落語と、どん太がバラエティでわさび饅頭食べるとこを交互に見せる。うまいねー。
・「昼間っからセックスフレンドとドライブ中すいません!」
・「泣いて国際通り」は1より2が売れた。
・竜二「好きみたいです…。」虎児「俺の事かと思った。」っておい!
・日向さんのギャル文字、ちゃんと理由があったんだねー。
・「顔にインパクトがない」と言われる竜二。
・「タラバガニみてえ!」これって誉めてんのか?
・虎っちとか虎次郎とかはともかく、「虎ボルタ」かよ!
・「えっとぉ…」「竜二だよ!」の天丼、お見事です。
・「怖い饅頭だったら8割、いや6割は覚えてっから。」「6割だったらやめようか〜?」
・出た!浅草寺鶴子!でも案外歌が遠慮がちだったなー。池津祥子さんは凄い迫力だったけど。
・歌に合わせて探し回るみんな。雨が酷くて大変そうだー。なぜか裏原だけ快晴。
・また親子ゲンカ。今日は竜二がヅラを取る!虎児の「ぶぉっほ!」最高ー。そういや今までは、ヅラ取ったのは家族の前だけだったんだよね。
・「お母さんが泣いてます!」「誰だ小百合ちゃん泣かせたのはー!」もお約束で。
・「タイガー&ドラ…」「もしもし?」「出んのかよ!」これまた二週またぎのネタ。いい話になったとこで一回コケるってのは、一応照れなのかな。
・マクラでそば屋が「お、○○だね。」っていうのが、どんどん早くなってる気がするんですが…。
・てか、小虎の落語、上達早すぎない?普通に面白いもん。
・長瀬君、鶴瓶のモノマネうますぎ。
・着物脱いでからのサダヲは、独断場。「沈黙の艦隊」って。「牛角!」って。意味わかんねー。
・師匠と小虎の債権者コントも、毎週お約束で楽しみ。「よしこ」のメニューも楽しみ。(今週はコーラフロート)
・毎週ラストは次週への引きなのかな。確かに良々はただ者じゃあない佇まいだ!来週は「茶の湯」です。野球があるので延長に注意しましょう。

またダラダラと長く失礼しました。今回一番印象に残ったのは、師匠の「若いからって威張るんじゃねえよ!」かなあ。SPの時の、どん太の「迷惑かけてんだよお前のその若々しい感じが!」っての思い出した。なんかさあ、これ見てるとクドカンの「脱・若者宣言」みたいな空気を、すごく感じるんだよねえ。考えすぎかなあ。