「真夜中の弥次さん喜多さん 大吉本!!」


「真夜中の弥次さん喜多さん 大吉本!!」ロッキング・オン

すいません、もう終わりとかいいつつ、また弥次喜多です。ほんとははてなの方で短く触れようと思ったんですが、例によってどんどん長くなってしまいそうだったので、こちらにしました。えー、この本、発売を引っ張った割には、写真とインタビューはほとんど「CUT」とかぶってたりするんですが、キャストへのアンケートがチョイ役の方の分まで載ってて、それがかなり面白かったです。で、私が気になったものをいくつかピックアップ。文章はちょっと端折ってるとこもあります。

柄本佑
Q:一度お縄にしたい人はずばり誰?
A:テロリスト。(←凄い、この子はやっぱ二の線なんだ。)

岩松了
Q:撮影で一番印象に残ってる事は?
A:よく共演した男と女が恋愛関係になることがありますが、森下愛子さんの目をじっと見て演技しているうちに、「あ、これか」と思ったのでした。(←さりげなく告白)

皆川猿時
Q:撮影で一番印象に残ってる事は?
A:床山さんが「あの監督、ホモじゃねえのか!?」と噂していた。何でか知らんが笑った。(←何を見てそう思ったんでしょうね。)

<大橋寛展>(ザル売りを斬る侍)
Q:今までで一番笑った経験、出来事
A:(長いので要約)二時間ドラマで大ファンの柳沢慎吾ちゃんと共演し、館ひろしのものまね対決を延々やったこと。(←羨ましい。)

<広野健至>(少年時代の喜多さん)
Q:今まで見た中で一番サイケデリックな夢
A:長いので省略しますが、かなりぶっ飛んでて面白いです。さすが小学生!

天久聖一>(茶屋の主人)
Q:一番リヤルを感じる瞬間は?
A:義父(母親の再婚相手)の介護で成人用オムツを広げた時。(←リヤルすぎます。)

<桑幡壱真>(浪速サンド)
Q:一番サイケデリックな夢、または実体験
A:犬に追いかけられて、お尻を噛まれて、犬がお尻にぶら下がっていた(実体験)。(←弥次さんじゃん!)

喜び組or茶娘の皆さん>
やはり現役ギャルらしく、記号とかふんだんに使ってあって文体が独特だなーと。

楳図かずお
全部の文が面白いです。丁寧な人だと思います。

青木和代>(レディオババ)
Q:一番リヤルを感じる瞬間
A:死んでもよい程惚れた恋。26年目。モチ不倫。気づいたら一年会ってない。お互いじいさんばあさんになってて、会わなくてもどうってこともない。でも惚れてる。リヤルって感じる。(←ジャイアンママですよ!?この本で一番衝撃を受けた箇所)

松尾スズキ
Q:自分の役どころは?
A:アップリケ。(←言い得て妙なり!)

インタビューでは研ナオコのが良かったな。こういう人に誉められると、妙に嬉しくて(私が誉められてるわけじゃないって)。クドカンだけじゃなく、長瀬君や七之助君、そしてスタイリストの伊賀さんの事も「良かったよね!」って言ってくれてて、筑紫やおすぎなんかよりずっとずっとわかってるじゃん、ナオコ!と思った。