#4「バレた秘密」

おお、オープニングのアレがなくなってる。なんか全体的に演出が控えめになって、テコ入れ入ったかなーという感じでしたね。第一回はまあまあ視聴率良かったけど、あれって実は、前の「夢で逢いましょう」からCMなしで繋げたせいなんだよね。「王様のブランチ」の瞬間最高視聴率、冒頭のシーンだったもん。で、二回目からがガクっと落ちちゃって。まあ元々高視聴率狙いではない内容とは言え、こんなに下がるとは予想外だったのかもね。

ま、そんな話はともかくとして。そろそろ起承転結の「承」にさしかかるところでしょうか、弘子が急にしおらしくなったりして。熱のせいか、杏梨の友達の「譜面めくってください攻撃」(ってこれ普通に失礼でしょ?姑に向かって)に撃沈。凍り付いた笑顔のまま部屋を出ると、パーテードレスに着替えて、川原で肉まんを頬張り、「舟歌」を熱唱するのでした。しかし具合悪い時に肉まんて…あまり食べたくないかも…。次の日、熱をこじらせた弘子の部屋で、エマニエル椅子が寂しく佇んでたのには笑ったわ。やっぱり毎週登場してくれなくちゃね。

一方千夏は、やっぱりイタい女なんですね。呪文のように「やりがいのある仕事」って言ってるけど、あんまり仕事に愛情持ってるように感じないんだよなあ。白川と会えるとなると、簡単に店ほったらかして金沢行っちゃうんだもん。いいんか?それ。結局仕事の問題も、女を武器にして男に頼るしかないって感じだしなー。まあこの辺は牧子節なんで仕方ないけど。ところで未だに白川ってオッサンが、「完璧なかっこいい大人の男」なのか、「金で若い女を跪かせて満足してるエロジジイ」なのか、よくわかんないんですよ。今回のあの「壷プレイ」は一体…?あれってやっぱり、耕平に嫉妬して自分の権力を見せつけたって事なのかしら。

加藤は笑っちゃうくらいかっこいい役だなー。やっぱり耕平は、牧子好みの「仕事が出来て、性格は単純でスケベな男」なのね。こないだまで全く耕平を相手にしてなかった千夏が、あんなに急に心変わりするのも驚きだけど、単に「お礼」みたいなとこもあったのかな。しかし豪華な手料理でしたね。そういえば「想い出にかわるまで」でも、石田純一の両親が挨拶に来る時、ちらし寿司作ってたよなあ。牧子的には「おもてなし=ちらし寿司」なんだろか。今後耕平は千夏に対して、どう態度が変わってくんでしょうね。自分が優位に立ったら、急に威張り出したりして。それともずっと優しいままなのかな。

あと誰だ、母ちゃんか。あれだけ「殺せ」って言ってたのに、娘が白川とつき合ってたと知っても、それほどショック受けてるように見えなかったのは気のせい?千夏にも全然問い正そうともしないし。で、金沢に向かったわけですが、家知ってんならもっと早く殺しに行けば良かったのにね…。恐らく来週は、殺すとか殺されるとかいう事はないでしょう。母ちゃんまでうどん攻撃で、白川に手込めにされたら笑うんだけど…。