「いま、会いにゆきます」#1「6週間の奇跡」

原作・映画ともに未見です。でも情報番組とかでやたら映画の宣伝を見たので、大体のストーリーとか、あと最後のオチも何となくですが知ってます。ま、自分から映画館行ったりDVD借りたりはしない系統の話だけど、ドラマならちょっと見てみるか、みたいな。とにかく始まる前から成宮君が心配で、おいおい、初主演で日9で父親役って大丈夫なのー?って、母の気持ちで見守ってしまいました。でも思ったよりは全然良かった。エキセントリックじゃない演技もできるじゃん。確かに7歳の子の父親には若すぎるんだけど、ドラマ自体がファンタジックな作りになってるんで、私はそれほど気にならなかったかな。ただ「父親」を意識してフェロモンを抜きすぎてしまってるというか、「夫」としての色気が感じられなかったような。澪が戻ってきても、「夫」として喜んでるというよりは、「佑司の父親」として喜んでるだけみたいなんだもん。この話って「純愛ストーリー」って聞いてたんだけど、一話見た限りでは「家族愛」って感じなんだよね。女ったらしじゃない成宮君なんて珍しいんだから、もうちょっと巧と澪の関係でドキドキさせてもらいたいかな。

それにしても、この役に成宮君を振ったプロデューサーはチャレンジャーだなあ。主演と言っても群像劇みたいなのじゃなく、これは完全に親子三人の物語だもんね。一応ドラマ版では色々キャスト追加してるみたいですけど。なんかまだ「連ドラで主役っぽい主役をやる成宮君」てのに慣れなくて、見ててちょっと居心地悪い感じがしたり。とりあえず映像はTBSらしくとても綺麗だし、おとぎ話の世界みたいなあの森や家や町もいい感じだと思います。ケーキ屋の生瀬さんも、絵本のキャラみたいじゃない?ただ今一つパンチに欠けるというか、「映像が綺麗」と「成宮君カワイイ!」だけだと、私の視聴モチベーションが10回も持たないような…。ミムラも記憶喪失の役じゃ、おとなしすぎて本領発揮できない気がするし、あの子役あんまりかわいくないし。うーむ、決して悪くはないんですけどね。とりあえず来週はまだ見てみます。