#5「さよなら母ちゃん!!ビートたけしの青春」

いよいよ本格的に青年期のスタート。子供の頃は母ちゃんに渋々従っていた武も、段々窮屈さに耐えきれなくなり、大学もサボるようになってついには家出。親離れしようともがく武と、とにかく真っ当な道に進ませたいさきさんの対決って事で、ちょっとシリアスな話が多くなってくるのかな。少年時代はほのぼのしてたけど、親不孝の自覚がある人は、青年時代は見てて痛いかもねー。いつも怒ってばかりの母ちゃんが、武がネコババした学費とか、アパートの家賃とか、こっそり振り込んでくれちゃってるとことか、室井さんの表情も絶妙なんだもん。あと大学行ってる息子達が、自慢でしょうがない菊次郎さんも泣ける。そして武もその気持ちは充分わかってるんだけど…でも…っていうのもね、せつないんだよなあ。

しかしほんとに塚本君主役なのねー。連ドラでこんなに登場時間が長いのって初めてだから、なんか慣れなくて。でもかなり自然に伸び伸び演じてて、良かったよね?確かに「これがビートたけし…」って思っちゃうと違和感あるけども、「とある昭和40年代の家族の話」として見れば、全然問題ないし。大兄ちゃんの平山君も、元々イケメンなのに坊主とメガネですっかり化けてて、凄くいい味出してる。そして平岩紙ちゃんの登場も嬉しかった!もうー、「キャッ!」ってかわいすぎ!さきさんは勉強だけじゃなく、武の女関係にもうるさく口出して来そうね。昼やってた番宣で今後の予告も見たんだけど、ストリッパー役で小田茜が出るみたい。うわ、またクドカンドラマ役者が!そして荒川良々ビートきよしと共に、漫才してるシーンもちらっと!…これはリアルタイムで見てただけに、ちょっとうーん…と思ってしまった。塚本君、ここだけ「ビートたけし」のモノマネしてて、なんかとってつけたようだったなあと。ま、これからドラマの流れで見れば、自然に感じるのかもしれませんけどね。