#4「初めての朝帰り!?」

なんか凄いドラマになって来ましたね。もうこっちに考える隙を与えてくれないくらい、ギャグ連発。コメディって笑いの感覚が合わないとどうしようもないと思うんだけど、私は結構好きですよ、これ。松潤のボケと真央ちゃんの突っ込みの息がぴったり。牧野家の三人はいいアクセントになってますね。弟ほんとにかわいいよー。「僕はそんなふしだらなお姉ちゃんに、育てた覚えはないよっ!」だって。F2の二人は今回は結構見せ場あったけど、正直長いセリフはキツいかなあ。阿部君て日本語はあまり得意じゃないんだっけ?カタコトなのか単にヘタなのかよくわからなかった…。半田健人君はもう出てこないのかな。あとおかみさんの回想は短めでお願いします。

とりあえず私がウケたのは、まずエレベーターの上でおしっこして、つくしに「洗ってない手で触らないで!」と怒られる道明寺。その後「俺さ…」って熱で倒れるとこは、てっきり「おしっこ漏らしちゃったんだよ」って言うのかと思った…(んなワケないか)。次は西門と美作に「添い寝しちゃったもんね!」とエバる道明寺。そして靴のままつくしの家に上がり込み、普通に接待されてる道明寺…など。立ちションとか童貞とか、初めてだと血が出るとか、アイドルドラマではそういう事ハッキリ言っちゃうっていうの、意外とないんでないの?しかし一番面白かったのは、何と言っても「りんご」の話だ!ちょっと長いけどセリフを書き出してみました。


道明寺「類は、リンゴが好きなんだ。でもあいつは、リンゴは、すったリンゴしか食わないんだよ。でも俺は、リンゴは豪快にかじらないと、男らしくねえと思ってるから。」

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道明寺「おい類!そんなにシャカシャカすってんじゃねーよ! お釈迦様になっちまうぞ!」

花沢「大丈夫。うちは、クリスチャンだから。」

西門「司、リンゴはアップルティーで充分さ。」

道明寺「総二郎!何でもかんでもお茶にすればいいってもんじゃねーだろう。」

美作「いいじゃないか、司。さぁ総二郎、チャチャでも踊ろうか?」(なにそれ)

西門「言っとくけど僕は加藤茶とは何の関係もないからね。」(なぜか踊り出す二人)

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道明寺NA「あいつを初め、みんな俺の言うことに、全く耳を貸そうとしない。」

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道明寺「おいお前ら、リンゴはこうやって食うもんだぜ。 歯槽膿漏になったかどうかだって、いち早くわかるんだぜ。」

花沢「僕には、そんな加山雄三みたいなマネ、出来ないよ。」

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つくし「ちょっと待って! ほんっとうに花沢類がそう言ったの?」

道明寺「多少のファクションは入っているけど気にすんな。」

つくし「もしかしてフィクションって言いたい?」

道明寺「とにかくだ。俺は、どうしてもすりリンゴをやめない類が、俺の食い方を否定する類が、許せなくてね。」

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道明寺「類!すりおろしたリンゴを食い続けると、若ハゲになる確率が高いらしいぜ。」

花沢「え!?」(←この時のショックを受けた顔が最高)

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道明寺「それ以来、あいつは、大好物だったリンゴを口に出来なくなっちまった。俺は、類から大好物を奪っちまったんだ。去年の春先のことだった。しかも、若ハゲになるっていうのは、その時に、口から出たデマカセだったんだ。」

つくし「あの・・・何が言いたいのかさっぱりわからないんですけど・・・・。」

道明寺「つまり、俺は、類に大きな借りがあるんだ。」

この四人の会話の噛み合わなさ、唐突さ、最高。先週は空港でのリンゴの意味がさっぱり分からなかったんですけど、まさかこんなオチがあったとは!今週はもう出ないと思ってた小栗君が登場したのも嬉しかった。しかもすんげーボケまくりですよ!「リンゴ−歯槽膿漏加山雄三」って、まず30歳以下の人には通じないネタだと思うんですけど、いいんでしょうか。あとは「寝言」の話も凄かったなー。あんなワケわからない長いセリフを、きちんと覚えて早口でまくしたてる松潤はエラい。

もうね、恐らく松潤萌えの人にはたまらないドラマだと思いますよ。私は面白いとは思うし、感心もするんだけど、なぜか今一つ、道明寺に萌えきる事ができないんだよなあ。やっぱり小栗君が出てくるとテンション上がるし。正直ストーリー展開とかは大したことないとは思うんですが、セリフがなかなかいいです。この辺のマンガ的なノリを楽しめるかどうかってのが、ポイントなんでしょうね。