「ドラゴン桜」(再放送)
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- 発売日: 2005/12/22
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ところが気が抜けてたのか、1話を録画失敗、あとどうやら7話と8話を見る前に消してしまったようなのですが、ま、とりあえず話は通じました。これは視聴率取れるのもわかるね。マンガ原作らしく、話が単純でとてもわかりやすく、見ていて爽快。落ちこぼれ生徒達がどんどん力を付けて行き、友情を育んでいく姿は、「ウォーターボーイズ」なんかと通じるものがある。ただ桜木の徹底した合理主義(この辺りは同クールでやっていた「女王の教室」と共通してるみたいですね。こっちも録画する予定だったのが、見事失敗してしまい残念。)が、今までの学園ドラマの先生とはひと味違うところでしょうか。まあ、現実には一年で東大合格ってのはどうかと思いますが、色んな受験ノウハウは説得力があって面白かったし、涙腺が緩んだシーンも何回もありました。阿部ちゃんの桜木が、最初から最後までどーん!とブレずにいてくれたのは大きかった。実は生徒の事を誰よりも思ってるっていうのも、わざとらしく偽悪的ってのでもなく、さりげなくちゃんと表現できてたし。あとハセキョーもピエロ役がハマってました。なんだかんだ言って、去年は「意外といいじゃん、ハセキョー。」の連続でしたよ。生徒達6人もいい感じでキャラが立っていて、バランス良かった。私はどうも中尾君の演技が苦手だったんですが、5話で初めて弟と対峙する所は良かったです。最終回での6人の身の振り方も、まあちょっとわざとらしいところはありましたが、納得できる結末でした。特に勇介が敢えて東大進学を辞めた事、そしてよしのは勇介から自立して進学を決めたって辺りは、なるほどって感じでした。
とまあ、内容に関しては結構満足。まとめ見ってのも大きかったのかもしれないけどね。で、肝心の(?)山Pなんですが。やっぱし私は黒髪の方が好きだー!!てかこの勇介ってば、茶髪どころかほとんどモヒカンみたいな髪型だし、ギャル男だし、こういうの私の好みの範疇外なのよ…。あと左の白目に斑点があるのが気になっちゃって。結局最終回まで消えなかったけど、「野ブタ」の時はもうなかったような。バンドでトランペット担当ってのは、ギターより「アテ振り」が簡単なせいでしょうか。役柄的には、ありがちな「根は純粋で男っぽい一匹狼」って奴で、私にはやっぱり物足りなかったな。山Pはこういうクールな二枚目より、絶対お茶目な役の方がいいって!あ、勇介は勇介で、きちんと演じてたと思いますよ。「野ブタ」で突然変異で上手くなったように感じてたけど、ちゃんと段階踏んで成長してたんですね。見くびってました、すいません。それにしても山Pはいつも女の子にモテモテの役だなあ。だから余計彰は新鮮だったのかも?去年は二本もドラマやって、今年は当分次はないかもなあと思うと、かなり寂しいです。