#4「10年前の夢を今も覚えてますか?」

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やっぱ今回の見どころは、姉弟の往復ビンタ合戦ですよね。なんかさー、明らかに小林聡美よりシンディの方が強く叩いてる音がするわけよ。もちろん本気でやってもらわないと白けちゃうから、あれはあれでいいんだけど、見ててちょっとヒヤヒヤしちゃって、いまいち入り込めなかった…。恋愛、友情と来て、今週のテーマは「夢」。ということで、当然漫才師目指してた二人の話が中心になるのかと思いきや、そっちは全くスルーかい!結局ほぼ黛姉弟の描写で終わってしまったんですが、なんかどうも中途半端というか…。ヤッチの十年前の「夢」は、「強くてまっすぐで、自分の気持ちに嘘をつかない女になりたい。」って事なんだけども、これって「夢」っていうにはちょっと抽象的すぎるし、今のヤッチだって充分強いじゃん、と思ってしまって、いまいち「あの頃と違うのよ」っていう説得力がなかったような。菊介の方も、結局なんでピアノを諦めたのかっていう理由とか、これをきっかけにどうなるか、みたいな具体的展開も見られなくて。なんか全てにおいて、事前に煽る割には描写不足な気がするんだよね。あのサイトも、単に姉が心配だったからやったってだけ?うーん、ちょっと拍子抜け。

時間割いてる姉弟ですらそんな状態なので、他の乗客は更にほったらかし。あのクワガタの男の子も、両親がなかなか来ないのは何か理由があるのかと思ったら、単に離婚して海外に住んでたからってだけなのかな?駆け落ちカップルは出番すらなくなっちゃってたし、いくら事情があるからって、みんな何日もホテルに籠もりっぱなしってのは変でしょう。んでそんな状態なのに、なぜここで教授に恋愛フラグ立てたりするのー!それよりもっと他に、やるべきエピソードたくさんあるんじゃないの?いや、ヤッチ周りのシーンはみんないいんですよ。教授にタンカ切るとこもかっこよかったし、もちろんビンタ合戦のとこも泣けたし、何より哲也のプロポーズ!男らしいくせに、「ぜんぶ」のおバカ加減にやられたわよ、太郎ちゃん…。ヤッチは哲也達は10年前で時が止まってるから、変わってしまった自分とは違うのって言ってるけど、実は時が止まってるのはヤッチの方かもしれないなあ。哲也達はかなり柔軟に、この状況を受け入れてるもんね。あとアッチってもしかして哲也の事好きなの?うーん、素直に菊坊といい感じ、でいいんじゃないのかなあ。ちょっと今週は文句が多くなっちゃったけど、楽しんではいるんですよ。このドラマ好きだからこそ、期待が大きくなっちゃうのよねえ。