#5「会えてよかった!10年ぶりの親子の再会…」

先週「他の乗客がほったらかし」って文句言ってたら、今週は割と出てきました。あの親子対面の話に、璃子ちゃんやヤッチのエピソードも絡めてたのは、コンパクト化できて良かったのでは。でもねえ、どうもいまいちグッと入り込めなかったというか…。なんかちょっと盛り下がって来ちゃったかなあ。「あいのうた」と同じパターンだったりして…たのむよ。ヤッチの「黛ヤス子の言葉にこういう言葉があります。泣いたり喚いたりできたならどんなに楽だろう。」とか、「どうしようもない事に負けたくない」とか、「100個できることが10個になったとしても、その10個が自分に確実にできることなら、私はそれをダメなことだとは思わない」とか、かなりいいセリフもいっぱいあるんだけど、私は10年前も何も、子供の時から「情熱」なんて持ち合わせてない人間だから、今回のテーマはいまいちピンと来なかったんだろうか。28の女ってそんなに情熱的?ヤッチの言ってる事は凄くよくわかるんだけどね。

で、確かに亮君親子のご対面は、ベタだけに反射的にウルウルしてしまったんだけど、今までの親子の描写が浅かったせいか、さほど大感動!ってほどでもなかったかなあと。なんかいま一つ脚本と演出が噛み合ってない気がするんだけど。もうちょっとうまく作れるんじゃないかなあ。山本太郎は今回はちと暴走しすぎ。コント演技は抑えて、渋く決めてくれい!あ、父親役が鶴見辰吾ってのは良かったね。「転校生」コンビの尾美としのりに続いて、「金八先生」の同級生じゃん!尾美さんの弟が、教授の理論を覆せるかも…と言ってましたが、何か突破口はあるのかな。あと乗客の中で私が一番気になってるのが実和子ちゃんとこなので、もうちょっと時間割いて欲しいな。あの子役は今週も神演技でした。セリフを喋ってない時の表情が凄すぎる。