#7「老人を騙す霊能力詐欺と対決」

リアルタイムで見たんだけど、Mステの余韻が凄くて全然入り込めず。今日見直しました。うん、そうそう、こういう方向でいいんじゃない?元彌胡散臭くて最高。なんで家では英語ですか?カラコンしてたの、二度目でやっと気づいたよ。元彌がアレなので、山Pもかなりアドリブとか入れて楽しかったけど、もっとオーバーにやっちゃっても良かったかもしれない。せっかく「つゆだくで…」とか「サビぬき」とか面白い事言ってるのに、元彌の声とBGMが大きすぎて、あんま良く聞こえなかったよ。愛人役は「わかば」の原田夏希ちゃんでびっくり。スタイルいいよねえ、この子。

今回の和服コスプレは、さほどツボではなかったかな。あれ、どう考えても江原さんですよね。「会話をしていく中で、その人の性格を掴んで行く」「あらかじめ調べておく」ってのは、私が「オーラの泉」を見てて「そうしてるんだろうな」と思ってたのと同じだわ。萌え度でいったら、やっぱし雨の中の学ランでしょう!傘をさした桂木と、足元に座り込む黒崎っていう構図、凄く良かった。あとラストのとこね!もうー!キスでもするのかと思ってすっごいドキドキしちゃったよお。あそこもさあ、なんか一人で激情してる氷柱が(堀北さんが熱演してるだけに)ウザいし、それ見てウルウルしてる黒崎にも「はぁ?」って感じなんだけど、二回目見たら、おばあちゃんに「急に家族がいなくなったら、誰だって寂しいよ。」って言ったり、「おばあちゃんにはまだ家族がいるんだからいいじゃない。」って言ったりしてるとこで、一応黒崎の「天涯孤独」ってのを強調してたのね…と。それがあのバーのシーンに繋がるわけだ。

今まで見て来て、私正直黒崎の救いようのない孤独感とか、絶望っていうのに、心底グッと来た事ないんですよね…。脚本演出もそうだけど、演技力のせいってのもあるような。そこの部分でもっと引きつけられたら、恋愛パートももうちょっと自然に見られる気がするんです。氷柱は孤独な黒崎を何とか救いたいって思ってるわけだし、愛情なんていらないって決めた黒崎が、そんな氷柱に揺らいでるんだし。その根っこの部分がもっとうまく描けてれば、ラブストーリーにも感情移入できるようになると思うんですけどね。立ち去る黒崎とか、残された氷柱の表情も凄く良かっただけに、惜しい!って思っちゃうんだよなあ。