#2「若頭★学級委員になる!」

一話のようにどっかんどっかん爆笑の連続、って事はなかったけど、二話も面白かったです。これぐらいのレベルをずっと保ってくれれば全然OKでしょう。やっぱり毎回、一見「こんなの実際には役に立たないじゃん!」てな教科書の内容を、真喜男が身をもって学習するっていう流れなんですね。今回は「うさぎの目は360度見渡せる」ってやつ。そして将来の組長候補が、学級委員という疑似体験を通して、人をまとめる難しさを知ったり、舎弟や父親へ思いやりの気持ちを持てるようになったり。学校は単に授業を受けるだけでなく、人生を学ぶ場でもあるんだと。野ブタの時もそうでしたけど、もちろん現役の高校生には楽しいドラマであると同時に、27歳の真喜男が追体験してるという形なので、大人の私達が見ても色々考える事ができるんだよね。ただのおバカドラマではありません。

でもまあ、基本的にはおバカなんですけど…ていうか何この萌えドラマ。いや、始まる前からなんとなく予想はついてたんだけど、まさかこれほどあからさまとは。長瀬君の真喜男はもう、初回からキャラが完成されてて、どういじっても面白いって状態じゃないすか。だから今後周りのキャラをどう動かすか、色々妄想が働いちゃって大変。大森さんもこれ書くの楽しいだろうなー。初回では「キモカワ」だった「桜なんとか」こと桜小路君、二話では「コワカワ」に豹変!ちょ、手越様、いくらなんでも女子に対する態度が真剣に怖すぎるんじゃ…と思いつつ、あのひかりに対するうさぎ小屋での冷たい目線!わ、私もあんな目で蔑まれたい(…)。んでもってバスケの後のマッキーへの笑顔は、ほんっっとにかわいいのな!完璧なアイドルスマイル!ひょえー。ますます手越様が怖くなった瞬間でした。あとJOKERもかなりおいしい!「裁縫上手」ってキャラ付けはヒットですね。裁縫っつーか刺繍上手?あれ全部手でやるの大変だぞ。マッキーにどつかれてゴロゴロ転がってくとこは、声出して笑っちゃいましたけど、あれって本人?かなりしつこく転がってたよね。スタント疑惑と言えば、バスケでかっこよくシュート決める桜なんとかもなんですが。だってすんごい華麗だったじゃん?本人だったらごめん。

あとね、野ブタのシッタカが不良のボス役って、初回の時は「うわーミスキャストもいいとこじゃん!」て思ったんだけど、あれって実は狙ってやってるんだよね?あんな童顔のいかにも弱そうな奴が…っていうギャグなんだ。なるほどー。子分が「星野君はなー、○○なんだぞ。」っていうのがお約束になりそう。今回バスケチームに入った運動音痴な子、ほくろと薄い唇が、どっかで見たことある…って思ったら、あれだ!「赤い運命」で綾瀬はるかをいじめる役やってた子だ。ホリプロ鳴り物入りでデビューしたのかと思いきや、随分久しぶりに見たような。