#4「世界はサンボを座長と呼ぶんだぜ!」

このサブタイ笑える。しかし演出家が変わると、ドラマってこうも変わってしまうもんなんですねえ。まあ、あまりの視聴率降下っぷりに、「もっとお茶の間向けに!」っていう指導ももちろん入ってるとは思うんですが。今回は結構ベタな人情話だったので、これぐらい小ネタ控えめでも良かったのかな。見栄はってついた嘘を、周りのみんなが協力して隠し通すってのは、三谷さんの脚本で多用されてますよね。まあ真似する必要はないけど、バレそうになってドタバタ、みたいなとこの笑える度は、全然桁違いだったなあ。お母さんが全てお見通しって展開も、最初から読めちゃってたし。

ただ最後にゆいかがチューしたとこは、結構本気でびっくりしちゃった。あれも演技のうちって事ね。なかなかやるじゃん。今回大学で居眠りしながら、鼻の穴に指突っ込んでスポッ!ってやった、その後の顔がすっごく良かったです。あそこが一番面白かった。個人的に好きなんですよねー野田君と三谷君。カンニング竹山はお笑いよりむしろ役者が向いてるかも?なんか哀愁あるんですよね、あの人。見た目をもうちょっと「映像向きの小綺麗なブサイク」にすれば、脇役としてイケるんじゃないかなあ。