#13「カルテ改ざん」

エースと続けて見ると頭に入らないので、こっちは翌日回しに。いやー、今回は演出が見事でしたね。修正液で直すなんてあまりにも安直で、そんなのすぐバレるに決まってるじゃん!て感じなんですけど、ブラインドをきちんと前振りで見せておいたり、修正液のカチカチ振る音をやたら強調したり、上川さんが書類を見ていくシーンの畳みかけるようなカット割りなどで、否応なしに緊張感が高まり、マンガチックでとても素晴らしかったと思います。このドラマはやっぱり小説でなく、マンガ的に徹して正解ですね。マンガと言ってもモーニングとかの、大人が読む系ね。


こういう書類は持ち出しができないそうで、その場でコピーしたり写真撮ったりするしかないんだって。それなら修正液で直しちゃえばわからないかなとも思うけど。でも普通公的文書には使わないよね。


ついにミッチー登場!なかなか顔を映さないじらし戦法(?)にゃ笑いました。先週スリーピースって書いたけど、三つ揃いじゃなかったわ。幻覚かしら。上川さんは安物のボールペン、ミッチーはモンブランの万年筆と、わかりやすい対比の仕方もいいっすね。


ラストのこのシーンも光の使い方が見事。財前が新聞の自分の顔を引き裂くと…↓

朝陽が顔の半分だけに当たっていくというもの。