#11「天国と地獄」

*第一部の感想は、こちらにあります。

第二部スタートです。二時間のスペシャルでしたが、飽きずに見る事ができました。三ヶ月見て来てキャラも馴染んでるから、出てくるだけで「来た来た!」ってなったり。ワンクールだと、そこまで行かないうちに終わっちゃうのよね。しかしこのドラマは、ほんとに良く出来てるよなあ。マンラブみたいに例えアラがあろうと、とにかく私はこれが好きなの!っていうんじゃなく、「良く出来てるねえ」「うまいねえ」というドラマ。あまりにベタなキャラ立ては、ほとんどコントの域だと思うんだけど、ギリギリの線で「ちゃんとした、真面目なドラマ」に見えるように作ってある。だから人によっては(というか大半の人は)、普通に「素晴らしいドラマよね〜」って見てると思うのです。そのバランス感覚が絶妙。どこかで山本學さん(田宮版の里見役)が、「今の時代はあそこまでオーバーにしないと、受け入れられないんですねえ。」みたいな事言ってるの読んだなあ。文春だったか。昨日私が気になったポイントは、


・教授になった途端、髪型含めてわかりやすく変わりすぎの財前
・いきなり汚いジジイになってる東教授

・東教授夫人の、「あらいやだあなた!軍手なんかで!」

上川隆也が「茶髪の弁護士」橋下弁護士そっくり

・「くれない会」新年会?での餅つき

黒木瞳キャスケット
ワルシャワ医科大学(だっけ)の人々、みんな稲川素子事務所かよ!

・かたせ梨乃の「おどぉーぢゃーーーーん!!」
・つーか梨乃、うざすぎ。処置室に入れなきゃいいのに。
・急に出番が増えた伊藤キノコみったん
・首に聴診器かけたまま、壮行会に駆けつける伊藤キノコみったん
抗生物質をぶっ叩くだけの伊藤キノコみったん

・死んでるのに心臓マッサージする伊藤キノコみったん

・止めようとする先輩達を次々はねとばす伊藤キノコみったん

・うぉーんうぉんと声をあげて泣く伊藤キノコみったん(また食ったのか?)
・つーかキノコと西田尚美ってそういう設定?

・鵜飼教授の「怒ってますよ!」という廊下の歩き方
・鵜飼教授の、解剖させないように仕向ける演技力(伊武さんほんといいよね)

・出てくるだけでインパクトのある大河内教授

・なんであの役が中村雅俊の息子なん?小栗旬君辺りにやらせれば良かったのに。
・ストーカー里見先生(ヒマなのかこの人)

こんなとこでしょうか。西田敏行のカツラネタは、ちとあざとすぎて逆に笑えない感じ。矢田ちゃんがあの弁護士事務所で働くってのは、原作もそうなんですか?予想外の展開で、なるほどねえ〜とうなってしまいました。でも「就職したい」って、志望は単なる事務職かい!いや、私も事務職なんですけど、大学院(仏文科)出てそりゃないんじゃない?あんな綺麗な子、事務だったらすぐ雇ってもらえそうだけどな。